MIU404 紅一点5

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レック「はい(モニター覗き)」

伊吹「どうもー。警察でぇす(ﾆｺｯ)」

志摩「小島弓快さん開けてください」

レック「なんだよ。検閲に来たのか？」

志摩「今開けないと冗談が全く通じない組対の刑事が
わんさか押し寄せますけど、どっちがいいですか？」

伊吹「どっちがいいですか？」

志摩「要件は分かってますよね。この動画」

伊吹「なんでこんな嘘流すの？」

レック「俺は。真実に基づいて動画をつくっ…」

伊吹「いやいや。意味わかんねぇ。どこが？
アンタの言う真実ってなに？」

志摩「つぶったーにコレを上げたの貴方ですよね？」

レック「もぅ投稿は削除しました」

伊吹「お前が消してもスクショが拡散されてんだよ！

レック「だってその人詐欺師でしょ？」

伊吹「この子は詐欺師じゃねぇ」

レック「証拠は？」

伊吹「じゃあ詐欺師だって証拠は？」

レック「それは…」

伊吹「アンタが成川学から紹介された情報元の浜田。
存在しないよ」

志摩「浜田の中身は久住。ドーナツEPの売人で
暴力団とも間接的に関わってる。俺たちはその久住が爆弾を落とした犯人だと思ってる」

レック「ふふっ。まさか…」

伊吹「お前さ。俺より頭良いんだろ？
だったら考えろよ！警察が誰か殺すなら他にやりようあんだろ。目立たないようにバレないようにさ！
俺よりバカ」

志摩「小島さん。貴方は点と点を結びつけて強引に
ストーリーを作り上げてるだけだ。自分が騙されてる
かもしれないと想像したことは？相手の事をどれだけ
知ってる？相手は信頼に値する人間か？」

伊吹「……無線『1機捜本部から機捜404宛。至急、
本部に戻れ』404戻れだってさ」

志摩「…はぁ」

レック「404…」

伊吹「俺らのコールサイン。っつかさ言っとくけど
俺たち何もやましい事ねぇから。
ただの機捜の臨時部隊だ。覚えとけバカヤロ」

志摩「情報があったら連絡を」

レック「MIU404…」

〜オフィス〜

久住「なぁ。Aちゃん〜(ﾆｺｯ)」

A「五味さん何ですか？」

久住「ふふっ。なんもなぁいで？いや。可愛ええなぁ
ってずっと見てられる(ﾆｺｯ)」

A「！？…ありがとうございます(ﾆｺｯ)
あっ。メロンパン(他の客の持ってるの見て)」

久住「メロンパン食べたいん？ほな頼んだるわ(ﾆｺｯ)

A「えっ！？嫌。大丈夫…って聞いてない(苦笑)
一未…メール見たかな？(携帯開き)見てないか(ﾎﾞｿｯ)

久住「直ぐに来るて(ﾆｺｯ、頭撫で)」

A「…ありがとう五味さん(ﾆｺｯ

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