#29 ページ33
カラ松サイド
カ「十四松は学校の方を見てくれ。居なかったらまたここに集合。いたら連絡」
十「あいあいさぁー！！！」
十四松と別れてAを探す。
こんなことは初めてだ。
Aは寄り道なんかしないから。
悪ガキだった俺達六つ子とは全然違う。
チﾋﾞ「あ、カラ松じゃねーか」
公園付近を探していたら、チビ太が声をかけた。
チﾋﾞ「今日は一人か？」
カ「あぁ、Aの帰りが遅くてな。探してるんだ」
『Aちゃん？』と、チビ太が皿を整理しながら俺を見つめた。
チﾋﾞ「ずいぶん前に見たぞ」
え・・・・？
カ「な、何時頃・・・!?」
チﾋﾞ「え、あ・・・、えっと・・・1時間位前かな・・・。とりあえず落ち着けって」
席から身を乗り出した俺をチビ太が宥める。
そうだ。
落ち着かないと。落ち着け、落ち着け・・・。
カ「すまない、チビ太」
チﾋﾞ「謝ることはねーって。でも、ほんとだぜ？いつもみたいに挨拶してくれてさ。やっぱりかわいいな。Aちゃん」
カ「・・・」
無言になった俺をチビ太は困ったように眉を下げた。
チﾋﾞ「カラ松、多分少し寄り道してんだよ。もうじき帰って来るって」
ﾌﾟﾙﾙ・・・
カ「あ、すまない。チビ太・・・・十四松？」
十四松からの電話だから、Aが見つかったんだろうと思った。
その期待をよせ、電話を開く。
カ「十四松？Aは・・・十「兄さん！！！」」
いきなりの大声に驚く。
だいたい、十四松からの電話は大声から始まるが、今日のは少し違った。
声が震えている。
カ「十四松・・・!?どうした!?」
十「に、兄さん・・・・、カラ松兄さん・・・、どうしよ・・・・兄さん・・・・」
パニック状態のように十四松は声を震わせている。
おかしい。
明らかに様子がおかしい。
カ「大丈夫だから、言ってみろ。十四松・・・」
なるべく落ち着かせるように言うと、十四松は息を吸って話した。
十「学校、いなかったから、河原行った・・・。そしたら、川に・・・Aのランドセルだけ・・・あった・・・・、A、いないよ・・・・」
カ「・・・え」
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ラ・ラ・ランド - 一松は一人称「俺」なきがするのは僕だけ？ (2021年1月25日 14時) (
レス) id: c4a8eec9a2 (このIDを非表示/違反報告)
か - ＺＵＮさんは神なのだwさん» えっ！3年生と4年生は中学年じゃないんですか?まぁ人それぞれで違うので間違えてるとかはないと思います！上から目線ですみません (2019年8月31日 20時) (レス) id: e8d879073d (このIDを非表示/違反報告)
か - 天然塩キャラメルさん» ほんと私が4年の時はもう心がドロドロでした。ちなみに今最高学年(小学生)なんですけどもっとドロドロです笑あんなに健全なのはいいですね！あと面白かったです！またおそ松さん作ってくださいo(｀ω´)o (2019年8月31日 20時) (レス) id: e8d879073d (このIDを非表示/違反報告)
ＺＵＮさんは神なのだw - 間違えました11ページ目です！すいません！ (2019年6月24日 18時) (レス) id: edb9ce2cd8 (このIDを非表示/違反報告)
ＺＵＮさんは神なのだw - 少し違うところがあるのでいいますね。12ページ目の所に小学校低学年とかいてありましたよね？でも主人公は小学校四年生つまり高学年です。次から間違えないよう頑張ってくださいね。長文失礼しました (2019年6月24日 18時) (レス) id: edb9ce2cd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天然塩キャラメル | 作成日時：2015年12月6日 22時
