第二十五話 ページ26
ー
私が目を覚ますと、そこはベッドの上だった
見た事のない場所だったので、当たりをキョロキョロと見回す
「目が覚めたか?」
『リュウ・・・』
リュ「お前、一緒に地下室に行ったキンタがアイツだとわかっていただろ」
『・・・ゴメン。話したい事あったから。それより、お父様どうなった?催眠は溶けたの?』
リュ「あぁ、僕の事を自分の息子だと理解してくれた。Aより先に起きて、今はリハビリ中だ」
『そっか・・・よかったね!』
リュ「今度Aも紹介する。だから早く元気になれよ」
『私はもう元気よ?』
リュ「心のほうだよ」
『あー・・・うん、ありがと』
リュ「ケルベロスと何を話したんだ?」
『色々。まぁ大半はお礼(笑)』
リュ「礼?ケルベロスにか?」
『うん。リュウとお父様を助けてくれたし、私がベッドで寝てなかったら運んでくれたりね(苦)』
リュ「・・・」
リュウの顔が少し歪む
『ねぇリュウ?私達、冥王星の跡継ぎになるために婚約者になったじゃない?でもね、冥王星が無くなった今、もう必要ないと思うんだ』
リュ「A・・・」
『だから、お互い好きな人見つけよ?キュウみたいに、ね?』
リュ「・・・Aは僕が相手じゃ嫌だって事か?」
『そうじゃなくて!お互いを縛り付けるものはなくなったんだから、冥王星が決めた事にずっと従ってる事は無いよって』
リュ「・・・わかった」
315人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
未来(プロフ) - I LOVE YOUさん» コメントありがとうございます!!完結させられていないものが多いので、続編は考えておりません。すみませんm(_ _)m (2017年11月12日 13時) (レス) id: 82c77ee659 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゃん(プロフ) - I LOVE YOUさん» ですよね!!私も是非続編書いてほしいです。 (2017年11月12日 0時) (レス) id: 0dd245588f (このIDを非表示/違反報告)
I LOVE YOU - これの続き書いてほしいです(・_・、) (2017年11月11日 23時) (レス) id: ed0f79ab79 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゃん(プロフ) - 未来さん» そうですか…。いつか作って下さることを願っていますね。 (2017年11月4日 19時) (レス) id: 0dd245588f (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - みゅーちゃんさん» 完結しました!今の所は続編を作ろうとかは考えてないです…m(_ _)m (2017年11月4日 19時) (レス) id: 82c77ee659 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:未来 x他1人 | 作成日時:2015年8月19日 15時