第二十四話 ページ25
ケル「では、そのお礼は受け取っておきます。バレてしまっては仕方が無いので、私はそろそろ失礼します」
『あ、待って!あと一つ。・・・ケルベロスって昔私と会った事あるよね?』
ケル「・・・いいえ、ありませんよ」
『嘘つき、昔よく私の相手をしてくれてたくせに。洗濯物一緒に干したり、お菓子作りしたり』
ケル「何の事やら」
ケルベロスはそう言ってから、リュウのお父さんの耳元で何かを呟くと、私に背を向けて歩き出す
せっかく会えたのに。私の・・・私の大好きだったお兄ちゃん
『ケンお兄ちゃん!!』
私は急にぼんやりとしてきた意識の中で精一杯叫んだ
自分の足で体を支えられなくなったので、地面に倒れる衝撃を想像していたが、誰かに支えられる
視界が霞んで誰かはわからなかったが、きっとこの少し体温が低いのは・・・
『ケン、兄ちゃ・・・』
私は呟くと、そっと意識を手放した
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未来(プロフ) - I LOVE YOUさん» コメントありがとうございます!!完結させられていないものが多いので、続編は考えておりません。すみませんm(_ _)m (2017年11月12日 13時) (レス) id: 82c77ee659 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゃん(プロフ) - I LOVE YOUさん» ですよね!!私も是非続編書いてほしいです。 (2017年11月12日 0時) (レス) id: 0dd245588f (このIDを非表示/違反報告)
I LOVE YOU - これの続き書いてほしいです(・_・、) (2017年11月11日 23時) (レス) id: ed0f79ab79 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゃん(プロフ) - 未来さん» そうですか…。いつか作って下さることを願っていますね。 (2017年11月4日 19時) (レス) id: 0dd245588f (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - みゅーちゃんさん» 完結しました!今の所は続編を作ろうとかは考えてないです…m(_ _)m (2017年11月4日 19時) (レス) id: 82c77ee659 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:未来 x他1人 | 作成日時:2015年8月19日 15時