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蝶屋敷に入っていって、玄関口を跨いで。
「…何も言わずに上がって大丈夫か?」と今更言ってきた
そんなこんなで案内されたのは…おそらく一人部屋の病室らしき場所。例の箱も隅に置いてある。
椅子を引かれたので黙って座る。
「『……』」静寂、4秒間。
『…熱心だね。こんな朝から走り込み』先に口を開いたのは私だった。
炭治郎「あぁ。全集中の呼吸の鍛錬だ」
『そっか』頑張ってるね、と続けようとしたが、
炭治郎「…A。えっと…。竈門Aで、間違ってないよな?人違いじゃないよな??」
と遮られる。
何を今更…。と薄々思いつつ、『合ってるよ。あなたの双子の妹の、竈門A。…これ見れば分かる?』
そう言って、色褪せた花札を見せる。彼が着けているものと同じように、耳飾りにしている。
炭治郎「…!それ……」
『覚えてた?よかった。私が駄々こねてお母さんに作ってもらったやつ。』
『…ってことで、確認終わり。で、私になにか言いたいことあるの?』
そう言うと炭治郎はハッとした顔をし、そして俯く。
黙って見つめていると、顔を上げて話し出した。
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みこち(プロフ) - せんかさん» 大丈夫です。有難う御座います。 (5月12日 21時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
せんか(プロフ) - みこちさん» ありがとうございます!!了解しました〜!夢主ちゃんお話にいてもいいですかね…?() (5月12日 20時) (レス) id: 78ee830f0f (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - あの、可能でしたら、炭治郎が鬼の攻撃から玄弥を庇い、見た目其の儘に超絶美少女に変わり、知らずに兄貴の実弥が炭ちゃんに惚れて、事情を知らない兄貴を玄弥が呆れて止める…とか (2023年5月11日 21時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
玲亜(プロフ) - せんかさん» ありがとうございます!待ってます! (2023年5月11日 20時) (レス) id: d400c2c0a7 (このIDを非表示/違反報告)
せんか(プロフ) - 玲亜さん» 了解です!!かわいく書けるよう頑張ります!! (2023年5月11日 20時) (レス) id: 78ee830f0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:せんか | 作成日時:2023年3月16日 23時