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夢主side
──雲の呼吸 陸の型 星羅雲布
「ガァァァァアア!!」鬼の断末魔を聞いて、体が崩れていくのを確認する。
『ふー…。今ので最後かな』あれからというもの、私は直ぐに怪我(と言っても軽傷)を治し、任務を再開した。
今日は警護区域に大量発生した鬼の殲滅をしていた。
数だけ無駄に多くて、鬱陶しいことこの上なかった。
夜明けも近かったため、すぐに朝日が昇ってくる。
…今日の日中は予定無いし、ちょっと休憩して昼くらいからみっちり鍛錬でもしよう。そう考え、私の屋敷の方角へ歩き始めた。
──────────
──先程までいた場所から私の屋敷に行くには、蝶屋敷の前を通る必要があった。
まさかこんな早くに会うことは無いだろうと項を括っていたのだが…間違いだった。
蝶屋敷の門の前を通ろうとした時、突き当たりから足音が聞こえた。走り込みだろうか。
…気配が物凄く覚えのあるものであることに気付かないふりをし、無心になって歩き続ける。
一歩、二歩、三歩、
…四歩。
私が感じていた気配は、やっぱり
瞬き一つの間に、自分のそれとそっくりであろう瞳に視線を合わせ、また瞬き一つの間にふいと逸らしてそのまま向かう方角へ直進──しようとしたのだが、掴まれた右手首がそれを許さなかった。
炭治郎「A…!!」
───此処で会ったが百年目、いや六年目。…一気に数字がしょぼくなるが、それが正確な年月。
…ここで手を振り払っても、またすぐ遭遇するような気がする。そうしたら、私は一生
追われる人生は御免だ、私は鬼を追い続けると決めているのだから。
『…はー……。何の用?…ですか?』
そう思うと不思議と決心がついた。むず痒さを覚えつつもとりあえず敬語で聞くと、
炭治郎「話がしたい。着いてきてくれ。…ください」
彼もまた、不自然な敬語で答えた。
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〇雲の呼吸 陸の型 星羅雲布(せいらうんぷ)
広範囲を移動しながら細かい斬撃を繰り返す型。鬼の数が多い時に最適。
発動時間が長いため、強敵などを相手にした際の時間稼ぎにも向いている。
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通知2桁きてて目玉が飛び出るかと思いました!
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失踪だけはしないよう一生懸命頑張りますので引き続きよろしくお願いします!
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みこち(プロフ) - せんかさん» 大丈夫です。有難う御座います。 (2023年5月12日 21時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
せんか(プロフ) - みこちさん» ありがとうございます!!了解しました〜!夢主ちゃんお話にいてもいいですかね…?() (2023年5月12日 20時) (レス) id: 78ee830f0f (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - あの、可能でしたら、炭治郎が鬼の攻撃から玄弥を庇い、見た目其の儘に超絶美少女に変わり、知らずに兄貴の実弥が炭ちゃんに惚れて、事情を知らない兄貴を玄弥が呆れて止める…とか (2023年5月11日 21時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
玲亜(プロフ) - せんかさん» ありがとうございます!待ってます! (2023年5月11日 20時) (レス) id: d400c2c0a7 (このIDを非表示/違反報告)
せんか(プロフ) - 玲亜さん» 了解です!!かわいく書けるよう頑張ります!! (2023年5月11日 20時) (レス) id: 78ee830f0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:せんか | 作成日時:2023年3月16日 23時