第1話 兄妹 ページ3
「……」
水瓶の中に入っている透き通った綺麗な水に、幼女から少女に成長した自分の姿を映した上で、容姿を確認する。
「なるほど」
「何に納得してるんだ?」
木漏れ日の下。子供の足で数十歩離れた距離に、3ヵ月先に生まれ、褐色の肌を持つ
「洗顔ついでに、自分の身だしなみを確認していたんだ」
「そうか。お前の父が呼んでるぞ」
「ありがとう。行ってくる」
「お三方、お初お目にかかります」
「おお。父に似て、
「お褒めに預かり、光栄です」
「
「はい」
若様の印象は凛々しいが、年相応の表情を見せた時、なぜだかぎゅうっと心臓を掴まれる
姫様の印象は、引っ込み思案で大人しいが、恐らく怒らせると一番怖いのだろう。
視線を
「では、娘の護衛を頼もう」
「はい。かしこまりました」
あたしの父は、族長の命を守り、時に共に戦場を駆ける人だ。
「よろしくお願いいたします。姫様」
「…はい」
言葉は少ないが、返事をもらえただけで、とりあえず良しとした。
そして、父同様に、邸宅に住み込みで姫様に関わる全て。そして、
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竜胆(プロフ) - 200回の投票を頂き、ありがとうございます。 (2023年3月8日 19時) (レス) id: 2d2249a2d0 (このIDを非表示/違反報告)
竜胆(プロフ) - お気に入りに入れて下さる方が、再び400人に到達! ありがとうございます。更新できるように頑張ります。 (2020年2月2日 21時) (レス) id: ce36bc58b0 (このIDを非表示/違反報告)
竜胆(プロフ) - 瑠亜@影月さん» 瑠亜@影月さん、コメントと応援ありがとうございます。心変わりしてしまうほどとは(笑)もう話が一杯になったので、ただいま続編に向けて考案中です。更新できるよう頑張ります! (2019年5月13日 1時) (レス) id: ce36bc58b0 (このIDを非表示/違反報告)
瑠亜@影月 - 私はソウエイが推しキャラだったんですが、若様に心変わりしてしまいそうです(笑)これも竜胆さんの文才の力ですね!これからも更新頑張ってください! (2019年5月12日 21時) (レス) id: 9b9cc1c6b7 (このIDを非表示/違反報告)
竜胆(プロフ) - 紫癸さん» 紫癸さん、コメントと応援ありがとうございます。お褒めの言葉も重ねて感謝します。ただいまコミック版最新話の展開を待機している状態なので、もうしばらくお待ち下さい。必ず更新します。 (2019年4月11日 22時) (レス) id: ce36bc58b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:竜胆 | 作成日時:2018年12月1日 1時