転生したら野坂くんの妹だった【野坂悠馬】 (ページ44)

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第四十一話ページ44

しばらく沈黙が流れた。

優花「……………っ、悠馬。
私、貴方が怖い。凄く怖い。」
野坂「なんで？」
優花「だって………いつﾋﾟｰ(ご想像におまかせします)するのかが怖い。」
野坂「僕はさすがにしないよ。
それとも…………ヤってほしいの？」

私はそれを聞いた途端、体が凍り付くような寒気がした。

優花「そ……そんなわけないでしょ！！！」

私達は兄妹が言い争うような喧嘩(？)をしていた。

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まるで“本当の”兄妹のように_________

扉が開く音が聞こえた。

風丸「おい、そろそろ練習時間だぞ…………
お前らもイチャイチャするのも程々にしろよ。
見てるこっちまで恥ずいから………な？///////」

風丸は少し私達から目線を外しながら言う。

優花「い………イチャイチャなんてしてませんよっ！！
大体、悠馬からやってくるので！！(全力否定)」
風丸「はいはい………(汗」
野坂「ふーん……」

私達が部屋から出ようとした時に、風丸に声をかけられた。

風丸「優花……、少し付き合ってくれないか？」
優花「え、あ……はい。分かりました。」
野坂「………っ」

それは悠馬にも聞こえてたようで、悠馬は風丸に耳打ちをした。

でも私は、耳打ちした内容を聞き取れていなかった。

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＜野坂サイド＞

僕達が部屋を出ようとした時に、優花は風丸さんに声をかけられていた。

風丸「優花……、少し付き合ってくれないか？」
優花「え、あ……はい。分かりました。」
野坂「………っ」

そのことは僕にも聞こえていた。
優花が風丸さんに何もされないように………
僕は風丸さんに耳打ちをした。

野坂「風丸さん、くれぐれも優花には手を出さないでくださいね。
手を出したらどうなるか………分かりますよね？」
風丸「あぁ、優花には手を出さない。それは約束する。
だが………“お前だけの”優花じゃないからな。」
野坂「………っ、分かってます。」

僕はそう応えた。

今のことは優花に聞こえていなかったみたいで良かった。

＜野坂サイド終了＞