*3.買い物 ページ15
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『すみません、お待たせしました』
る「いえ。・・・じゃあ、ころちゃんそんなに嫌なら帰っても良いですよ」
えっ…?
る「どうしても、ころちゃんが行きたくないって言うのであれば別に無理して行かなくても良いです、ねっ?」
『えっ…あのっ、』
どうしよう…
どう答えれば…
ななもりさんに頼まれた時のことを思い出す。
たしか、ななもりさんに頼まれた時、ころんさんは・・・
あっ!
すごいあからさまに嫌な顔してた…から、
こ「ねえ、」
『えっ…と、はい…』
こ「じゃあ、行かないから」
えっ⁉
あっ、えっ…待って、、その…違うそうじゃなくて、えっと、その・・・
やばい…頭ん中パニック状態
る「そうですか、じゃあ2人で行きましょう」
『えっ…!』
そう言って、手を繋がれる。
待って、次から次へとことが起きすぎて頭ん中追いついてない
とりあえず・・・
まず、手だ。
こういうの慣れてないから恥ずかしい…。
ってそうじゃなくて、ころんさん!
『あの、いいんですか?』
る「何がですか?」
『ころんさんのこと、置いて来てしまいましたけど…』
る「あぁ…まあ、後で・・・って来たっ」
『?』
頭ん中に?マークが浮かぶ。
立ち止まって後ろを振り返ると、ものすごい勢いで走ってくるあれは・・・
ころんさん?
そして、そのまま手を取られる。
『ぅわあっ!ちょっと待って、』
こ「・・・」
『あのっ!痛い…です』
こ「ああ、ごめん…力入れ過ぎた」
私がそう言うと止まってくれた。
『いえ…、でも、ありがとうございます』
こ「えっ?」
『来てくれて』
こ「っ!いや、別に…暇だったし…!」
『暇でもありがとうございます!』
る「(ころちゃん、そういうところあるんだよね。もっと素直になればいいのに)」
2人の様子を遠くで見ていたるぅとくん。
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作者名:のような | 作成日時:2019年7月31日 17時