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Cside
丁度、部屋に戻ろうとした時なーくんに声をかけられた。
嫌な予感がする…
大抵、なーくんが笑顔の時は何かしら良くないコトを考えているか碌なことがないことを僕は知っている。
でも今回は、るぅとくんも呼ばれている。
なんだ?
な「2人に家政婦さんの買い物の手伝いしてほしいんだけど、いいかな?」
ほら、やっぱり良くないことだ。僕の予感通り、嫌に決まっている。そんなのは、
「はあ?「はい!良いですよ。ねっ!ころちゃん」ちょ何言ってんの」
はっ?何勝手なこと言ってるの?
おかしくない?
る「じゃあ、僕たち先に外で待ってますね。ほら行きますよころちゃん」
るぅとくんに腕を引っ張られる。
「い・や・だっ…」
ここで何とか、るぅとくんを引き止めないと…
る「いやだじゃないです、行きますよ」
「いやだっ…絶対に行きたくない」
る「ハイハイ」
「わかってんなら、離せよ!」
てか、力強くない?
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結局、るぅとくんに負け強制的に行く羽目になった。
「はぁ…なんで僕まで」
る「いいじゃないですか、どうせ暇なんですから」
「はあ?暇じゃないし!」
る「それじゃあ、なんかやることでもあった?」
「っいや…それは…」
図星だ。
る「ほら、ないじゃないですか。ないなら無いって素直に言えば良いのに」
「・・・うっさい…」
『すみません、お待たせしました』
る「いえ。・・・じゃあ、ころちゃんそんなに嫌なら帰っても良いですよ」
えっ?はあ?
る「どうしても、ころちゃんが行きたくないって言うのであれば別に無理して行かなくても良いです、ねっ?」
『えっ…と、はい…』
はっ?なにそれ
「じゃあ、行かないから」
る「そうですか、じゃあ2人で行きましょう」
そう言って、家政婦の手を握って行くるぅとくん。
はあ?なにあれ、見ててイライラするんだけど、
・ ・ ・
あーもう!
「行けばいいんでしょ、行けば‼」
る「ふふっ」
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作者名:のような | 作成日時:2019年7月31日 17時