これからこの子と【問答王】

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fkrサイド

pm8:45

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須貝さんと拓司が逆上せてないか心配になり風呂場に行くとどうやら拓司が初めて一人で百まで数えれたようだ。
上がってきた拓司を須貝さんから預かり髪の毛を乾かす。この後須貝さんとルービックキューブをする予定だったが乾かしながら拓司の様子を見るとうとうと、船を漕ぎ出していた。
時計を見ると21時。何時もならもう後30分は余裕で起きているのだが、沢山遊んだので疲れているようだ

福｢拓司ー？髪の毛、乾いたよ。眠そうだし寝ようか｣

伊｢………んゅ…？うんねる｣

よく分からない声を出しながら必死に瞼を上げてる。いつもは読み聞かせをしてから寝るのだが今日はその間も耐えれなさそう。
もう半分以上寝てる拓司を抱っこして寝かしつけてくることを皆に伝えてると、

伊｢……しゅんくん。あした、るーびっくきゅーぶ、しよ｣

須｢！おう、いいぞ。また明日な、拓司。おやすみ｣

伊｢…おやすみ…なさい｣

どうやらルービックキューブで遊びたかったのだろう。さすがに自分でも眠気が勝っていてどうしようも無く、明日の約束をすることにしたみたい。皆、特に須貝さんがニコニコしてる

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そっと拓司をベッドに下ろす。もうその頃には完全に寝息をたてていた。

白くてモチモチのほっぺたに触る。ぷにぷにモチモチ。起きてる時にこれをしたら｢なーに？拳くん？｣と聞いてくることも無くすやすや寝てる。

この寝顔を見てると何があっても絶対に守り抜く。と改めて決意する。あの時の俺たちの判断は間違ってなかったし、もしあの時見て見ぬふりをしていたらこの子との幸せな時間が1秒たりとも無かったかもしれない、そう思うと怖くなる。多分全員それは同じで、今の俺と同じような顔をしてるのを見かける。

完全に寝たのを確認して頭を一撫でして共有スペースに戻る。

こう｢拓司くん寝ました？｣

福｢うん。今日は沢山遊んで疲れたみたいだね｣

河｢明日は俺がお迎え行くよ｣

福｢よろしくね｣

しばらくして部屋に戻る。拓司の様子を見ると変わらず寝息をたててて何の夢を見てるのかフニャフニャ口元が動いてる。そっと隣に入り込み拓司を抱きしめて寝る

さて、明日はどんな一日になるのかな







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作者です

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