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#___44 ページ44
A side
ガチャ
ミナ「A？！？！？！どこ行ってたの！！心配したでしょ！！！！」
そう言って強く抱きしめてくれる
「…お姉ちゃん……」
そのとたん私は涙が溢れでた
恐怖感もあったし、その恐怖から解放された安心感、そして、港人を叩いてしまった罪悪感
発表会まで後1週間きったのに…
お姉ちゃんに全部事情を話した
ミナ「…港人の気持ちもわからんくないな」
「何で？」
ミナ「幼なじみやで？ 幼なじみやから言ってほしいって思うし、多分港人は自分が助ける事が出来なかった悔しさで自分の気持ちと反対の事言うたんやろうな」
反対…
ミナ「本当はすかい君にも瑠姫にもありがとうって言いたいのに、素直になれんでそう言ったんやない？自分に言い聞かせるように」
そうだとしても私は許せなかった
港人はそういう事言う人じゃないって分かってるから余計に腹が立った
ミナ「とりあえずゆっくり解決していき？」
「…うん…ありがとう」
どう解決したらいいの？
港人が何で私を無視してたのかもわかんないし
私が謝ったとこで私の疑問は無くなるのかな
でも、叩いた事はよくなかったからちゃんと明日謝ろう
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作者名：mim | 作成日時：2020年2月8日 11時
