#___43 ページ43
瑠姫 side
すぐそこだって言ってたのに…あのあとAは…
誰なんだよ！！！！こんな事してんの
蓮「瑠姫！！！！」
みんなが揃った
拓実「どういう事？！ Aがおらんって！」
「…実は」
俺は全てを話した
鶴房「っくそ！！！！！！！」
港人「…ストーカー？」
祥生「瑠姫君、何ですぐ教えてくれなかったん？」
「Aがみんなには言うなって」
祥生「だとしても、普通言うやん！！！！！」
「Aの気持ちも考えろよ！！！！」
勝就「やめろ！！！！ …今ここで揉めてどうすんだよ！！！」
佐野「…そうだ。今は冷静になれ」
「…」
祥生「…」
翔也「すかいは？」
大澤「そう言えば、今日すぐ帰ったよな」
ピロン
みんなの携帯がなった
グループLINE
すかいは位置情報を送ってきた
俺たちは走ってそこに向かった
翔也「…ここ？」
河野「ここや…」
中に入るとそこにはロープで手を縛られて口をガムテープで塞がれてるAと男と殴り合いをしているすかいがいた
金城「クソがぁぁぁぁー！！！！！！」
すかいの最後の1発で男は倒れた
蓮「…すかい！！！」
「…大丈夫か？」
A「……」
港人「…」
鶴房「…お前、1年の青木聖波…」
聖波「……っ…これは俺の意思じゃない……」
翔也「じゃあ、誰だよ」
聖波「……床波麗(れい)だ……」
床波麗……？？？
金城「…お前次Aに近づいたらただじゃ許さねぇからな」
拓実「…すかい…」
「痛いとこないか……」
Aは何も言わずに1点を見つめて涙を流してるだけだった
大澤「すかい……」
金城「大丈夫か？A」
A「…ごめんね…」
港人「…何で教えてくれなかったんだよ…。すかいも瑠姫君も知ってたんだろ？ 瑠姫君も…Aを家までちゃんと送ってた……ﾊﾟﾁﾝ」
Aが港人の頬を叩いた
A「…何で…？2人とも私を助けてくれたんだよ…？ 瑠姫君が送ってくれなかったらもっと危なかったかもしれないのに……無視したくせに偉そうな事言わないで……私の気持ちも分からないのに」
港人「……」
Aはその場を出た
俺たちはただその場に立っているだけだった
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作者名：mim | 作成日時：2020年2月8日 11時
