僕らのGuardian ［BTS］

SP No.8 ページ8

「聞いてない聞いてない聞いてな〜い！」





ソラ「ちょっと！うるさいわねまったく。あんた防弾少年団知らないの？」





「さっき主任に聞いて知った。7人もいるのかよ〜(泣)」





１人２人ならともかく7人・・・・・
女だってファンにバレないようにするだけでも一苦労なのに、護衛対象が7人とか気苦労がますます増えるじゃないか。





「バレる気しかしない。マジで引き受けるんじゃなかった」





ソラ「何言ってるのよ！日頃のあなたでいれば大丈夫よ。バレる心配は皆無！」





あぁ・・・マジでソラの口を針と糸で縫いつけてしまいたい(怒)





資料を捲れば彼らの活動内容やプロフィール、性格や癖までご丁寧に書かれていた。
それらをすっ飛ばし、問題とされている脅迫メールやサセンのことなど書かれたページを開いた。





ソラ「ちょっと！あんた彼らの輝かしいプロフィールとかちゃんと見なさいよ！」





「必要ないよ。個人の情報把握するより問題点を把握した方が仕事の役に立つから」





「まったく」ってぷりぷり文句を言いながら自席に戻って行くソラを尻目に資料に目を戻した。





「うわぁ、こりゃひどいな」





その一言しか出てこなかった。

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