僕らのGuardian ［BTS］

SP No.44 ページ47

収録の時間が迫るにつれて慌しくなるスタジオ内。




ソンモ先輩とスタジオの左右に分かれて、スタッフの仕事の邪魔にならないように隅で待機。
ユナク先輩とソンジェ先輩はスタジオの外で待機している。





決まった時間の間隔をあけてスタジオ内と外の状況を無線を使って報告をし合う。





ソンモ【スタジオ内異常なし】





ユナク【外も異常なし】





【ユナク先輩、ソンジェ先輩の異常はなしですか?】





ソンジェ【ちゃんと起きてるよ】笑





ユナク【クックックッ】笑
ソンモ【フフッ】笑





【それなら異常無しです】笑





こんな冗談をたまに口にするけど、仕事中は常に気を張り巡らせている。





局内は入局するにも厳重なセキュリティーがされているから安心といえば安心なんだけど、不審者っていうのはそのわずかな隙をを狙って侵入してくるもの。





それの隙を補うために私たちSPがいる。
だから今も不審者がスタッフに紛れていないか忙しなく目線をキョロキョロさせている。





させている・・・させているんだけど・・・・・










目線が合う度に満面の笑みで手を振るのやめろぉぉぉぉキム・テヒョン！！





周りのスタッフを見ろ。
お前の目線を辿って明らかにスタジオ内の視線を私一人で独り占めしちゃってるぞ！テヘッ☆





あの野郎ぉぉぉ許さ〜ん！怒





懲りもせず今度は変顔をしだしたキム・テヒョン。
アイドルなのを疑ってしまう程のクオリティーの高い変顔に脱帽さえしてしまいそうになる。





ペシッ





テテ「いってぇ！ヒョ〜ン何で叩くのさ〜」泣





ユンギ「遊んでないで仕事に集中しろ」





ケッ！ざまあみろ。笑
なかなかやるではないか砂糖爺！
心の中で砂糖爺にサムズアップ。笑

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