僕らのGuardian ［BTS］

SP No.33 ジョングクside ページ36

ジョングクside





「ふぁ〜」





昨日遅くまでゲームをしていたせいか眠くて仕方がない。





心地良い車の揺れのせいか自分の意識とは裏腹に出る欠伸に眠気を掻き立てられる。





ジミン「ジョングガ眠いなら着いたら起こしてあげるから少し寝な」





「う〜ん。今寝たらきっと収録のとき顔浮腫んじゃうから頑張って起きてます」





ジミン「そうかそうか。僕の可愛いジョングクは頑張り屋さんだな」





出ました“うざジミン”
どんだけ僕を溺愛してるんだか・・・・・





「浮腫んだせいで目がヒョンみたいになったら困るんで」





ジミン「・・・・・(泣)」





眠気覚ましにジミニヒョンを弄っていると外が騒がしくなってきた。





マネ「やばいな・・・・」





運転するマネヒョンが遠くを見つめながらそうつぶやいた。





ナム「結構な人数集まっちゃってますね」





ナムジュニヒョンの視線を辿るとテレビ局に入る門の前に人だかりが出来ていた。





手には名前入りのボード。





あ、僕の名前のもある！って悠長に考えてる場合じゃなかった(汗)





「あれじゃ気付かれたら車囲まれちゃいますよね？」





マネ「そうだな。でもこのテレビ局はこの入り口からでないと地下駐車場に入れないからな」





テテ「強行突破だぁ！」





ナム「おいおい物騒なこと言うなよテヒョナ。アミ達が怪我したらどうするんだよ」





テテ「そっか！強行突破中止ぃ〜！」





「勘弁して下さいよヒョン(呆)」





ほんと四次元。





「でもどうするんですか？」





マネ「そうだな・・・・・」





ジミン「マネヒョン！SPの人達が車から降りてきましたよ！」





後ろを振り向くとSPが乗っているワゴンから次々と降りてきて僕達の車を囲みだした。





「お手並み拝見ですね」





ナム「まったくジョングクは」





お手並み拝見とか言いながらも、少しホッとした気持ちを隠しながら彼らの行動を見守った。

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