僕らのGuardian ［BTS］

SP No.29 ページ32

「あ・・・あのぉ〜」





先ほどとは打って変わって不気味なほど静まりかえったファン達に恐怖を感じる。





もっもしかして生卵ぶつけられる感じ？←韓流ドラマの見すぎ





ユナク「ケイスケ・・・・・」





鬼の声に最早そちらを向く勇気すら出ません(泣)





とりあえず出しゃばったことを言い過ぎたからファンに謝ろう。





頭を下げようとした瞬間、ファンの子達が一歩二歩と後ろに下がった。





「え？」





ユナク「ご協力ありがとうございます！ソンジェ車誘導して！ケイスケないぼけっとしてるんだ動け！」





「はっはい！」





ファンの子達のお陰でその後、車はスムーズにテレビ局内に入り、地下駐車場へと吸い込まれて行く車を見送った。





ソンモ「怪我してない？」





「はい。体は丈夫な方なんで(笑)」





ソンモ「それなら良かった。僕らも行こうか」





「あぁ・・・・・先に行っててもらえますか？すぐ追いかけますので」





ソンモ「どうしたの？」





「さっきファンの子達に言い過ぎたので謝っておこうかと」





ソンモ「そっか。一人で大丈夫？」





「はい！話しをわかってくれそうな子達みたいなので(笑)」





ソンモ「ユナクには言っておくから行っておいで」





「はい！」





頑張っておいでと言ってくれているかのように前髪をくしゃっと撫でてくれるソンモ先輩に背を向けてファンの子達のところへかけだした。

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