僕らのGuardian ［BTS］

SP No.4 ページ4

防弾少年団？




SM「お前また上司に向かって」笑





「防弾少年団って何ですか？守る必要無さそうな名前なんですけど？(笑)」





SM「顧客をしれっとディスるのはよせ(笑)」





「つい(笑)」





SM「はぁ・・・・・本当お前は外の世界を遮断し過ぎだ」





主任がそう言うのも無理はない。
基本私は他人に興味が無い。





他人と深く関われば関わるだけ裏切られた時の失望は大きい。





その傷が自分の心をどれほど抉り壊していくか知っている。





だから自分に必要だと思った人さえ傍にいてくれれば十分生きていくのに事足りる。





まぁ今のところ片手で収まる程度の人数だけど。





「で、その爆弾少年団って何ですか？」





主任「爆弾じゃなくて防弾な。お前さっき間違えずに言ってただろ。わざとか？(笑) 本当にまったく知らないのか？テレビ見るだろ？」





「テレビ見るくらいなら寝ますね。家にテレビありませんし。まぁでもこの依頼が重要なことは何となく勘でわかります」





主任「さすがA(笑) お前のその勘の良さも買っての仕事なんだ」





「あと勘ですが、すごくめんどくさい仕事内容だとも思います」





主任「ははは(笑) 流石だな！」





やっぱりか。





主任「防弾少年団は韓国、日本、アメリカ、全世界で活躍している人気のK-POPアイドルだ。その彼らの護衛をしてもらいたい」





アイドルでグループ名が防弾少年団・・・・・
ネーミングのセンス(笑)
しかも全世界とか、もしかして各国飛び回らないといけないのか？
めんどくせぇ。





主任「お前今、世界中飛び回るの面倒くさいとか思っただろ」





「え？(笑)」





主任「お前の欠点を一つ教えてやる。嫌だと思ったことがすぐ表情に出ることだ」





マジ？顔に出てんの？(笑)





主任「まぁ安心しろ。Aが担当するのは韓国国内だけの警護だ」





なんだ。それなら問題ないじゃん。









いや、ちょっと待て。
今のところ全くめんどくさい要素がない。
むしろ今までの依頼主が企業の重役だったところアイドルになるだけじゃん。






・・・・・あやしい。





「主任まだ何かありますよね？」





主任「おっ！やっぱりAの勘はすばらしいな(笑)」





やはりまだあったか！





主任「今から言うことが重要なんだが」









主任「Aには男として防弾少年団の護衛をしてもらう」









「は？」

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