七夕 ページ48
Aside
中原「じゃあ、帰るかA。」
私「はい。」
中原幹部は私の手を引いてくれる。
今日は二人一緒に帰れる日だ。
中原幹部の車に乗ると、少し煙草の匂いがした。
夜の街に出ると少し日とが集まっているのが見えた。
私「……?」
中原「七夕だな。笹があるしな。」
私「あぁ、なるほど。」
中原「俺らも行くか?」
私「は、はい!」
七夕なんて、名前だけ聞いたことはあるけど、書くなんてめったになかったしなぁ。
人混みは、顔が隠れるので便利だ。
ペンと紙を貰って近くの壁で書く。
中原「なんて書いたんだ……?」
私は黙って中原幹部に短冊を差し出す。
『男性恐怖症が治りますように。』
すると中原幹部ははぁ、と息をついた。
中原「こういうときって『中也さんとずっと一緒にいられますように』とか、『この幸せがずっと続きますように』とかじゃねぇのかよ。」
私「男性恐怖症だと、中原幹部に迷惑がかかりますからね。それに
ずっと、一緒にいてくださると信じてますから。」
と言いながら短冊を吊るしていると、手を捕まれて、車に戻される。
私「中也さっ!……ふぅっ……んっ……」
中原「可愛いこといってくれんじゃねぇか。
こんな可愛い織姫をこんな彦星に渡すのはさぞかし嫌だろうなぁ。」
私「ゃ、……んぅ……」
中原「願わなくても、俺はお前とずっと一緒にいる。逆に男性恐怖症克服されたら、他の男のとこ行かれそうで怖いっつーの。」
と、また口付けられる。
中原幹部は鎖骨に口付けて、強く噛みつく。
私「っぁ!」
中原「っはぁ、手前は俺のもんだ。
これからも」
私「……はい。」
中原「そうと決まれば今夜もな?」
私「えっ!?」
中原「ここでやるか?」
私「そ、そうじゃなくて……」
中原「たっぷり……愛してやるよ。」
ーーーーー
中原)山吹桜さん、リクエストありがとうな。
遅れちまったがよかったら感想聞かせてくれ。
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紅月ミレー - ドSの中也様滅茶苦茶最高で良かったです(〃・ω・〃) (2022年2月28日 17時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - 山吹桜さん» ありがとうございます!雰囲気出せたか心配でしたが嬉しいです!次の作品も是非よろしくお願いいたしますm(_ _)m (2018年7月8日 8時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)
山吹桜 - 七夕良かったです!!次も楽しみにしています!! (2018年7月7日 22時) (レス) id: 6d19b82d66 (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - ぬこさん» 私も終わりって気づいたのが入れ替わりの時なんですよね。早すぎて続編も考えましたが太宰さんバージョンを書くことにしました。そちらも是非よろしくお願いいたします!あと、たくさんのリクエストありがとうございました! (2018年7月7日 20時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 終わってしまうのは寂しいですが…次の太宰さんバージョン!が!ありがとうございます!!! (2018年7月7日 19時) (レス) id: 82432849a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コバやん | 作成日時:2018年6月19日 5時