俺の部下は男性恐怖症【文豪ストレイドッグス】

夏祭り1 ページ41

七夕より先にやります！


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Aside


私「夏祭り……ですか？」

森「うん、エリスちゃんが行きたいって言っててね。君達もどうかな？」


首領は君達をやたら強調した。

私「……中原幹部の予定を確認しておきます。」

森「うんうん。よろしく。」


↓


私「そういうことなんですけど…」

中原「あぁ？祭りか……でも仕事があるしな……。」

私「……残念、です。」

尾崎幹部に中原幹部が万一断ったらの対処法は教えてもらっている。

右手を軽くグーにして、口許に当てる。
少し下の方を見て完成らしい。

こんなの私がやっても気持ち悪いだけだろうが……。

私「せっかく、浴衣を来ていこうと思っていたんですが。」


ピクッ


中原幹部の肩が反応し、こちらを向く。


私「お仕事があるなら仕方ないですよね。」


中原「誰も行かないとは言ってねぇだろ！
仕事も終わらせてやるよ！！」


中原幹部の後ろに炎が見える……


尾崎幹部のは効いたんだな……


中原幹部は徹夜で次の日の分も終わらせた。


私「す、すごい……。」

中原「A……。」

私「はい……ん」

いきなり口付けられる。

中原「浴衣楽しみにしてるぜ。」


明日の五時からだよね。

私も頑張ろう。


私も徹夜で仕事を終わらせた……。





中原「おい！A！」

重い瞼を開くと中原幹部の顔。


私「わわっ！」

中原「手前仕事してそのままソファーで寝たんだぞ。」

私「えっ！？」


頬についた跡をなぞり本当だ……と呟く。


中原「首領も祭りまで仕事が終わってるから休憩でいいとおっしゃった。しっかり休め。」

私「……はい。」

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