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攻める ページ22

中原中也side


夜、ベッドに座っていると髪を乾かしてきたAがあくびをしながら来た。


俺「ん……」

と、手を広げるとAは恥じらいながらも、俺の胸に飛び込んできた。

ふわっと来た甘いAの香りに、柔らかい肌、豆電球をつけているだけなので、少し薄暗い。



ちょんちょん、と頭をつつき、顔が上がった瞬間口付ける。
すぐ離すと顔を赤くしたAが頬を膨らまして怒っている。

すると、なにかを思い出したような顔をした。


A「中也さん。」

呼ばれてはっとするとともに、目に見えるのはAと天井になった。


Aは悪戯が成功した子供のような顔をした。


おい、と言おうとすると、口を塞がれたのだ。




Aから……?




小さな舌が入ってくると、控えめな動きで絡めてくる。


俺は何より、Aから口付けられた驚きと嬉しさが隠しきれなかった。


今のAの顔が見たくて、Aの胸に触れるとひゃっという声と共にAは離れた。


その顔は、さっきまでの積極的な行動とまるで違う、可愛らしい真っ赤な顔だった。


おまけに目を伏せているので、こちらを向かせようと、頬に手を添える。


俺「今日はどうしたんだ?」

A「あ、あの……

尾崎幹部に、最近は"女攻め"が流行りだと言われまして……やってみようかなって……」

俺「で、恥ずかしくなってこの有り様ってわけか。」


と、言うとAはさらに顔を赤くする。


あぁ、可愛いな。


俺はAを押し倒して、馬乗りになり、Aの両手を固定する。


そして、抵抗するのを気にせず、無理矢理口付ける。


静かな部屋には、舌が絡まる音が響いた。


ちゅ……くちゅ……


A「中也さっ……やぁ……」


俺「っはぁ……やっぱ手前はこっち側がお似合いだ。」


と、再びAに口付けた。





ーーーーー

中原)ぬこさん、リクエストありがとうな。
おかげでAの可愛いとこも見れたし。
まあまたリクエストしてくれ。

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紅月ミレー - ドSの中也様滅茶苦茶最高で良かったです(〃・ω・〃) (2022年2月28日 17時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - 山吹桜さん» ありがとうございます!雰囲気出せたか心配でしたが嬉しいです!次の作品も是非よろしくお願いいたしますm(_ _)m (2018年7月8日 8時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)
山吹桜 - 七夕良かったです!!次も楽しみにしています!! (2018年7月7日 22時) (レス) id: 6d19b82d66 (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - ぬこさん» 私も終わりって気づいたのが入れ替わりの時なんですよね。早すぎて続編も考えましたが太宰さんバージョンを書くことにしました。そちらも是非よろしくお願いいたします!あと、たくさんのリクエストありがとうございました! (2018年7月7日 20時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 終わってしまうのは寂しいですが…次の太宰さんバージョン!が!ありがとうございます!!! (2018年7月7日 19時) (レス) id: 82432849a7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コバやん | 作成日時:2018年6月19日 5時

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