ケロロ達の前に現れたのは男装した可愛い子であった【ケロロ軍曹】

茨を越えて ページ14

ケロロ「おうりゃ！」

切っても切ってもキリがないであります!!

夏美「叶裁君!!
返事して!!」

冬樹「叶裁君！」

タママ「叶裁っち〜〜〜〜〜〜〜!!」

ドロロ「どの辺に居るのか見当がつかないでござる!!」

クルル「ダメだ
蔦自体に奴の意識が溶け込んでて何処にいるのか分からねぇ！」

ケロロ「ゲロ!?」

万事休すでありますか!?

254『まだ方法がある···！
薔薇の時のアイツは花びらに本音を隠してる事があるんだ！
本音の時の薔薇の花の下に···叶裁が居る！』

ケロロ「なんと！
んで、その薔薇の色は何色でありますか？」

254『確か···青だ！
青薔薇が本音の時の色だ
青色を探してくれ!!』

ケロロ「皆の者！
聞いたでありますか!?
青薔薇を探すであります!!」

夏美「アンタも探しなさいよ!!」

言われなくても！

ゲロ？

ケロロ「あ、あったであります!!」

ｽﾞﾙｩ···

あ！
引っ込もうとしてるであります!!

ケロロ「させるかーーーーーーー!!」ﾊﾞｯ!!

ｶﾞｼｯ!!

ケロロ「と、取ったであります!!
叶裁殿ォーーーーー!!」

ｽﾞﾌﾞｯ!!

夏美「ボケガエル!?」









ば、薔薇の中でありますか？

叶裁「···俺は···記憶は···
偽物···なんで···俺は···！」

ケロロ「···叶裁殿···」

叶裁「···ケロロ···」

あんなに傷だらけで···

顔も涙でぐしゃぐしゃでありますな···

叶裁「俺は···偽物で···お前の持ってるそいつが···本物の俺だ···
俺の事は···放っておいてくれよ···」

ケロロ「···ダメであります」

叶裁「···なんで···？」

どんな君でも君は君→←暴走

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