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参拾参ノ話 何故 ページ39

前の背後話の続き。お気に入り登録有り難うございます。
お気に入り登録が何個か増えてて驚きました。
久々過ぎて展開をどうするか覚えてないので、即興でかんがえたものなのですが…
はい、すいません。
───

A『………』

無惨、本当に残酷で残忍な男だ。改めて無惨を殺したいと思った。
この鬼からは優しさとかフワッとした気配がする。実際、僕を心配して水をくれたんだから。
こんなにも優しい、人間だったモノ。それを不幸()にして。

鬼の青年「…お前、鬼殺隊の奴でしょ?ならさ…その…」


僕は分かった。この先、この鬼が言うことが。目が悲しそう。胸が苦しい。

A『言うなッ…!……これ以上は、言うな。』

鬼の青年「…死を、望んでるんだぞ?しかも鬼なんだ。殺さなかったらお前が…」

A『……僕、皆に嫌われてるんだ。』

謎の青年『……え?』

A『辛いんだ。何度も死にたいと思った。でも、
皆の笑顔が見たくて、 "有り難う" って言われたくて、頑張れるんだ。
君はそれがないから、もう人間じゃなくて、皆に迷惑をかけるから死にたいと思うんでしょ?
でも、本当は生きたいって思ってる。
君、ずっと隊士から逃げてるでしょ?じゃなければ、僕が鬼殺隊員だって分からないもの。
もう気配とかを覚えちゃったんじゃない?鬼殺隊員の。』

鬼の青年「……全部、お見通しって訳か。で?この後どうするんだい?
だからと言って、庇うことは不可能。このまま此処で殺すしかないと思うけど?」

A『…僕、柱でね、邸宅があるんだ…其処に住もうよ。一緒に住めば僕や鎹鴉が
守れるから問題はないはず。それに僕、嫌われてるから誰も近寄らないし。
あ、あと、お館様は優しいから、認めてくれるはず。』

鬼の青年「いやっ、そういう問題じゃないだろ?!それにあの…鬼とは言えどもさ、
男と女が屋根の下ってのも…その…どうかなと……」

と俯きながら、顔を紅潮させる鬼の青年。

A『……どういうこと?』

鬼の青年「へ…??! …なんてもない…デス……
…でも…いつかは見つかるはず。それに…お館様?つて人も認めるはずがない。」

A『……実は、もう既に"鬼を連れた剣士"がいるから。認めてくれるはず。
それにさ、僕は結構凄い稀血なのに、食べたいって気配がない。』

鬼の青年「…え…稀血って…鬼が好きな?…え?」

A『うん。これなら大丈夫だね。おいでよ。僕のところに。』

───
急展開ィィィ!

(もうじき)中3の作者より→←参拾弐ノ話 先に



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Nami - 錆兎と仲直り、お願いします。 (2023年5月5日 12時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
阿呆代表の神(プロフ) - かぐやさん» 禰豆子を試すとき、不死川さんが腕を浅く切ったときに、不死川さんじゃなくて庭が汚れると思っていた人ですからね。私なりにこう思いそうだなと思ってこう書きました。(笑) 返信遅くなっちゃってすいませんでした。 (2020年10月8日 23時) (レス) id: 10eaece567 (このIDを非表示/違反報告)
かぐや - あ。怖がってる姿でした。 (2020年7月5日 14時) (レス) id: 20ac6cb932 (このIDを非表示/違反報告)
かぐや - え?待って甘露寺ちゃん…尚の泣いてるところ…キュンキュンするって…甘露寺ちゃん…ドSなの…? (2020年7月5日 14時) (レス) id: 20ac6cb932 (このIDを非表示/違反報告)
阿呆代表の神(プロフ) - izmin0215さん» 取り敢えずムッザァンとかムッザァーン辺りに使いまくりたいと思います() (2020年5月16日 13時) (レス) id: 10eaece567 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:阿呆代表の神 | 作成日時:2020年3月20日 0時

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