弐拾肆ノ話 消えたくなるんだ ページ28
??「何をしている。」
…蛇柱か…
よりにもよって何故コイツなんかと…
宇髄「…俺さ、Aを派手に信じることにするわ。」
音柱…!…じゃなくて…
えっと…祭の神、宇髄天元…様、だっけ…
伊黒「何故だ?其奴は裏切り者だ。"人殺し"だ。そんな奴を、御前は信じるのかね?
信じるということは、何か証拠でもあるということなんだな?
ないなら、その裏切り者に脅された、ということになるが。
…いいや、抑、其奴に脅せるほどの力があるとも思えん。
つまり、証拠があることになるのか。さぁ、どうなんだ?」
…蛇柱…相変わらず、くどい。それに…
宇髄「…どうせ、言っても信じねぇんだろ?それに、
これは俺だからこそ、分かることなんだ。
尚更、信じてもらえるわけがねぇ。
あと、コイツは"人殺しじゃねぇ。"」
伊黒「いいや、人殺しだ。
それと、そんなことはどうでも良いだろう。さっさと言いたまえ。」
その後、祭の神、宇髄天元様……うう"ん。長い。←
人殺しじゃない、かぁ……
取り敢えず僕達3人は、街から少し離れた。
あの任務での出来事を語った。
伊黒「…信用できん。其奴が強いわけない。それに、足を怪我したんだろう?
弱い証拠だ。それに、其奴みたいな冷酷な者が泣くわけない。
人が死んでも何も思わない人間だ。」
宇髄「ほらな。言っても信じないだろ。だから言いたくなかったんだ。」
伊黒「俺は聞いたら信用してやる、なんて一言も言っていないぞ。
どうせそんなの、其奴の演技に決まってる。宇髄、御前は騙されただけだ。
今、此方に戻ってくるなら敵対はしない。」
宇髄「ハッ、誰が
伊黒「…御前は今、俺達を敵にまわしたんだぞ。」
宇髄「あぁ、別に構わねぇよ。」
…少し不安だ…
羽織に羅星を隠してて良かった。
此処は街から少し離れたところ。でもいつ見つかるか分からないので
小声で伝えて、と羅星に言い、内容を伝えた。
羅星《カァー!ヤメロ!ヤメロ!僕ガ、悪イカラ!宇髄ハ悪クナイ!》
宇髄「A…」
伊黒「…」
蛇柱は、無言で去っていった。
怖かった…でも、僕が言うんじゃない、羅星から言ってくれるからこそ言えた。
臆病だな…僕は…
猫の手、ならぬ、鴉の口を借りないと僕はダメダメなんだからさ。
暴言が悪化すると思うと辛い。苦しい。もう居たくなくなる。
消えたくなるんだ
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Nami - 錆兎と仲直り、お願いします。 (2023年5月5日 12時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
阿呆代表の神(プロフ) - かぐやさん» 禰豆子を試すとき、不死川さんが腕を浅く切ったときに、不死川さんじゃなくて庭が汚れると思っていた人ですからね。私なりにこう思いそうだなと思ってこう書きました。(笑) 返信遅くなっちゃってすいませんでした。 (2020年10月8日 23時) (レス) id: 10eaece567 (このIDを非表示/違反報告)
かぐや - あ。怖がってる姿でした。 (2020年7月5日 14時) (レス) id: 20ac6cb932 (このIDを非表示/違反報告)
かぐや - え?待って甘露寺ちゃん…尚の泣いてるところ…キュンキュンするって…甘露寺ちゃん…ドSなの…? (2020年7月5日 14時) (レス) id: 20ac6cb932 (このIDを非表示/違反報告)
阿呆代表の神(プロフ) - izmin0215さん» 取り敢えずムッザァンとかムッザァーン辺りに使いまくりたいと思います() (2020年5月16日 13時) (レス) id: 10eaece567 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:阿呆代表の神 | 作成日時:2020年3月20日 0時