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弐拾壱ノ話 言っても無駄 ページ25

その後は

音柱の嫁…3人も居るのか……

…じゃなくて、取り敢えず手当てしてもらった。

遅めの夕餉だが…僕も一緒に

食事することになった。

色々と話しかけてくれて、賑やかで

何より、

とても暖かかった。

幸せとは、こんなモノだったのだろうか?

思い出せない。

だけど、

きっとこんなものだっただろう。

湯浴みもさせてもらった。

何故か混浴に嫁さん達や音柱に誘われた。

この時は本気で

皆の頭が大丈夫か心配した。

僕は最後に入ることになった。

.

.

湯浴みも終わり、今から音柱の部屋に行く。

寝間着は嫁さん達が貸してくれた。


A『音柱さん、Aです。』

宇髄「おう、入ってくれ。」


襖を開けて、相手と対面する(かたち)で座る。


宇髄「…単刀直入に言うが…御前は…Aは、白なのか?黒なのか?」


…やはりそれか…


A『…聞い、て…どうす、る…どう、せ…言っても…僕を信じ、ない…だろう…』


と、僕は冷たく返す。


宇髄「信じる。だから、本当の事を教えてくれ。」

A『…』


言っても無駄。

そう、分かってるんだ。


なのに、口が勝手に動いた。

.



.


宇髄「…成程、ねぇ……」


嗚呼、これは信じてくれないんだろうな。

そう思いながらも、僕は全てを話した。

勿論、任務に行く前の事も。


宇髄「…謝って許される訳ないだろうが言わせてくれ。
  今まで本っ当に、すまなかった…

  "信じるよ。"」


?!…

僕はとても驚いた。

…そうか、嘘なんだ。


A『…嘘、は、嫌い、だ…どう、せ…信じて、ない、だろう…』

宇髄「ったく…泣きながら、悲しみの音を出しながら話してる奴を
  信じない方が可笑しいだろ。」


と言い、音柱は僕の頭をわしゃわしゃと撫でた。

…本当だ…僕は、

知らないうちに涙を流していたらしい。

音、とは…?

…まぁ良い。

それよりも、僕はこう…

喉の辺りが…きゅって締め付けられてる感じで、苦しくて…

涙が止まらなかった。


宇髄「派手に泣いてるな…辛かったよな…今は沢山泣け。
  泣けば少しは辛くなくなるだろ……」


と言い、音柱は

僕を抱き締めた。

ずっと背中を摩ってくれた。

___

なんだろう。
物凄く駄作になった気がする。(気がするではなくなっている)
取り敢えず頑張ったよ。

弐拾弐ノ話 非番→←弐拾ノ話 脅し(※伽羅崩壊注意)



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Nami - 錆兎と仲直り、お願いします。 (2023年5月5日 12時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
阿呆代表の神(プロフ) - かぐやさん» 禰豆子を試すとき、不死川さんが腕を浅く切ったときに、不死川さんじゃなくて庭が汚れると思っていた人ですからね。私なりにこう思いそうだなと思ってこう書きました。(笑) 返信遅くなっちゃってすいませんでした。 (2020年10月8日 23時) (レス) id: 10eaece567 (このIDを非表示/違反報告)
かぐや - あ。怖がってる姿でした。 (2020年7月5日 14時) (レス) id: 20ac6cb932 (このIDを非表示/違反報告)
かぐや - え?待って甘露寺ちゃん…尚の泣いてるところ…キュンキュンするって…甘露寺ちゃん…ドSなの…? (2020年7月5日 14時) (レス) id: 20ac6cb932 (このIDを非表示/違反報告)
阿呆代表の神(プロフ) - izmin0215さん» 取り敢えずムッザァンとかムッザァーン辺りに使いまくりたいと思います() (2020年5月16日 13時) (レス) id: 10eaece567 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:阿呆代表の神 | 作成日時:2020年3月20日 0時

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