白虹のように儚いお話。(JW 赤×緑)

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紫side



『ともだいじょうぶ！？』


紫「大丈夫か？おいで目洗お。」


「ふぇっ、いたいっ、」


子「めんねっ？」


焦ってともくんを心配して謝りに来てくれた男の子。


「ふぇえええんっ、」


『おいなにしてん！』


それに怒る大毅。ともくんのこととなると誰であろうと容赦せえへんのは大毅の悪いくせやな、、


手は出さへんのやけど、言い方きついねん、、


紫「大毅。わざとじゃないんやし、謝ってるんやから。そういうこと言わんの。」


『やってともないてるやん！！』


子「うぅ、めんねっ？」


「ふぇえっ、ええよっ、、」


紫「はよ目洗い行こか。ともくん目こすったあかんよ？


大毅も行くで。」


『はよいこ。』


不満そうや。笑


公園の水道に行ってともくんの目を洗ったる。


男の子のお母さんも心配して謝りに来てくれたけど、大丈夫ですー、って言うた。笑


紫「どうや？」


「へーきっ、ｸﾞｽｯ」


無事やったけどまだ涙は止まらへんともくんを抱っこする。



その横でぶーたれてる大毅。笑


紫「大毅、ともくんが心配なのはわかるけど、言い方きついで。小さい子でわざとじゃなかったんやし、謝ってたやろ？」


『ともないてたし、』


紫「だからって、大毅もあの子を泣かせてええの？あの子泣きそうやったで？」


『あかん、、』


紫「そうやろ？ともくんを守るのはええことやけど、他の子にも優しくせなあかんよ？」


『うん、、ううっ、』


ええ、泣いてます？笑


紫「わかってくれたならええよ。なんで泣くんよ〜、笑


おいで？」


「ｸﾞｽｯ、ｸﾞｽｯ」


『たのしかったんに、、ともないちゃったあっ、』


紫「ふふっ、そっか、それが悔しかったんやな？」


「うんっ、、ごめんなさいぃ。」


2人ともグズグズやから、もう帰宅かな。笑


紫「ん、ええよ。おうち帰るか？」


「おべんとーはっ？」


紫「おうち帰って、2人が落ち着いて食べたくなったらおうちで食べようや。おうちピクニック、どう？」


「するっ、」
『とももぉ、』


紫「ん、帰ろうか。笑」


2人とも抱っこするんは気合が必要やったけど、


ともくんが軽くってほんまありがたかった。笑


2人は泣き疲れて寝てしまって、


静かな帰り道やった。


ヘトヘトな状態で、2人の話を聞く騒がしい帰り道を想像してたんやけどなあ。笑



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