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それからこの建物内にあるレストランでご飯を食べ、お土産何処を見ていた。
「蘭と園子と真純と和葉はこれね…。」
4人にはお揃いのストラップ。
一つ一つキャラクターの表情は違う。
青子にはこっちのシャーペンで、中森家にこのお菓子缶買おうかしら。
コナンくんや探偵団の皆にはバッチで、毛利家には青子の所と同じくお菓子缶。
服部くんには…あ、これいいかも。
東都プラネタリウムのマスコットキャラがたこ焼きを被ってるキーホルダー。
「快斗。私先にお会計してるわ。」
『おー。』
マグカップを2つ持って悩んでいる快斗に声を掛け、レジにカゴを持っていった。
店員『合計で3.200円になります。』
あら、案外したわね。
財布から丁度の金額を出しす。
店員『ラッピング用の袋はご利用でしょうか?』
「お願いします。」
小さめの袋と、お菓子缶が入るくらいの袋を入れてもらう。
「ありがとうございました。」
お土産袋を持ち快斗の元へ戻ると、もう買うものが決まったのか、ウロウロとしていた。
「快斗。」
『おう。終わったか?』
「えぇ。」
『じゃあ俺買ってくるから待ってろ。』
「うん。」
レジに行った快斗の背を見守り、近くのベンチに座る。
まだ1:00すぎ、か。
時間はまだまだあるわね。
ケータイでキッドの情報を見ようとすると、『ねぇねぇ。』と声を掛けられた。
「なんでしょう、か…?」
そこに居たのは知らない男の人。
男の人『今1人?』
「今…は、えぇ。1人ですけど。」
男の人『なら俺とこれ見ないー?』
チケットを渡される。
「付き添いがいるんですが。」
男の人『でも1人って言ってたっしょ?』
「今この瞬間は、ですけど。」
…もしかしてこれ、ナンパ?
つまらない人。
男の人『チッ。屁理屈言ってんじゃねえよ。』
「はい?」
その瞬間、腕をガッと掴まれる。
男の人『ちょっとこっち来いよ。』
あー…漫画やドラマでよく見る典型的なパターン。
『…Aー?おい、何してっ…!』
「腹立ちますね、貴方。」
男の人『あ?』
掴まれた腕を振りほどき、肘を鳩尾に打ち込んだ。
「これは正当防衛なので。…あ、快斗。」
袋を持った快斗が呆れた顔をして立っていた。
『騎士の出番は無いってか…。』
「…?」
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セツ(プロフ) - 祟璃さん» すみません、キッドの誕生日なら気楽に書けたのですが、新一やコナンくんの誕生日だったので、この小説の夢主と絡ますのは変かな…と。不快に思われたのなら、申し訳ございません。 (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - こここさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 明日の不思議さん» 楽しみにしててください(*^^*) (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - ミョンスさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
祟璃 - キッドとのお話を読みにきたのに突然の新蘭で吃驚しました汗 必要ですかね?いや、新蘭は好きですけど...。 (2019年5月6日 1時) (レス) id: 53235c3c55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セツ | 作者ホームページ:
作成日時:2019年4月13日 0時