・ ページ10
「えー、いいじゃん一緒に食おうぜ」
『えー、しょうがないなぁいいよ』
気づけばこんなに仲良くなった隼とお昼ごはんの約束をする
『お弁当取ってくる』
「俺も、いいか
くれぐれもくる途中誰にもバレないように」
『うん、お互い様』
男子トイレから出てくるところを誰かに見られたらかなりの事件だ
そうして私はいつも通り慎重に男子トイレから出た
「お弁当手作り？」
『うん、まあ』
一人暮らしだから、お弁当を作ってくれる人はいない
「じゃ」
教室に入って行った隼
そのあと、自分の教室に入るとのっかが言った
「ちょっとA遅いよ！」
『あー、ごめん
今日一人で食べるわ』
「一人？」
『そ、じゃあね』
カバンからお弁当を出して教室を出ると、ちょうど玲於と会った
「お前どこ行くの？」
『トイレ』
行くのは男子トイレだが確かにこれからトイレに行くのだから嘘はついていない
「弁当持って？」
『あぁ……、あ、さっき先生が探してたよ
職員室いますぐ行った方がいいかも』
まじか ってぼそりと言った玲於はそのまんま小走りで職員室へ向かう
もちろん嘘だけど、私も四階の男子トイレに向かった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 173人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シュガーソルトってい。(プロフ) - 蛍さん» ありがとうございます！！！ただ今作はすごく自信がないのでどうか期待せずに読んでいってください……笑 (2018年5月16日 19時) (
レス) id: 5d8c6fa542 (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - すごい面白いです！！ (2018年5月15日 21時) (レス) id: 18174bb86e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シュガーソルトってい。 | 作成日時：2018年5月15日 0時
