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鍵、閉まってませんように
佐野玲於の部屋へ通じるドアの前で念じながら開けると思いが通じたのかドアは開いた
ただ単に鍵が開いてただけなんだろうけど
中に恐る恐る入るけど佐野玲於の姿はない
お風呂かしら？お散歩かしら？
ずっと立っているのも疲れるので、昨日佐野玲於が座っていたあの椅子に座ることにした
しばらく携帯をいじっていると、ガラガラっと音がして昨日と同様、上半身裸の佐野玲於が出てきた
佐野玲於は私には気づいていないようで、そのまま冷蔵庫に向かい、中からペットボトルを出し、それを飲んだ
『ねえ』
「んぐっっ！！」
ひどく驚いたのか、汚い音を出してあやうく吹きかける佐野玲於
私の姿を確認すると言う
「おまっ、勝手に入ってくんなよッ！」
『いいじゃん』
ペットボトルを冷蔵庫にしまうと私に向かって一直線にやってくる
「なんの用？」
『覚えてもらったのかの確認』
「AA、覚えたわ」
『おおー、やったね
じゃあ覚えてもらったし明日からまたサボるわ』
「はぁ？っつか大体お前どこでサボってんだよ」
屋上でサボっていることをのっかとばんちゃん以外に言うつもりはない
あそこは私だけのお城で、私以外の誰かに来られたら困るのだ
雨が降っても私はあそこに行くしそれだけ私はあそこが好きなのだ
『そんなことより、Aでいいから』
「いやお前を名前で呼ぶつもりないし」
『まあ、そういうことで
じゃねー、玲於』
これ以上どこでサボっているか聞かれたら言ってしまうかも
私は自分の部屋へと戻った
私はリビングにあるドアに向かった
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シュガーソルトってい。(プロフ) - 蛍さん» ありがとうございます！！！ただ今作はすごく自信がないのでどうか期待せずに読んでいってください……笑 (2018年5月16日 19時) (
レス) id: 5d8c6fa542 (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - すごい面白いです！！ (2018年5月15日 21時) (レス) id: 18174bb86e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュガーソルトってい。 | 作成日時：2018年5月15日 0時
