【おそ松さん】声が出ない君に恋をした【おそ松】

事故 ページ1

おそ松side

目が覚める。

目の前には見知らぬ天井。周りには泣いている弟達がいた。

トド松「おそ松兄さ〜ん！」

泣きながら抱き締めてくるトド松。

「どうしたんだよ、皆。」

「「「「「え？覚えてないの？」」」」」

皆は目を見開き驚く。

だって、わかんないもん。

するとチョロ松がゆっくりと話し出した。







チョロ松side

それは、五時間前に至る。

僕達は夕食の買い出しに行ってきてと、母さんに言われて買い物に行った帰りだった。

「ねぇ、荷物持ってくんない？」

トド松「そうだよ〜、おそ松兄さん持ってよ。」

おそ松「え〜、めんどい。」

トド松「もう良いよ！から松兄さんも一松兄さんも十四松兄さんも、聞いてるだけじゃなくて持ってよ。」

一松「…俺、猫持ってるから。」

十四松「バット持ってるから！」

から松「フッ、俺はハートをm「おそ松兄さん！…え？」

いつもの様に他愛のない会話を交わしながら、帰っていた。

家に帰る一個前の交差点を通ろうとした時。

信号無視したバイクが僕に激突するはずだった。

でも、被害にあったのはおそ松兄さんで…

僕には何もなかった。

擦り傷一つも。

すぐに救急車が呼ばれて、緊急処置が行われる。

僕が、轢かれていれば…おそ松兄さんは…

罪悪感が背中に乗る。

呼吸が荒くなり、涙が出る。

もし、死んだらどうしよう。

から松「チョロ松大丈夫だ。きっと、戻ってくる。」

そう言って、僕の背中を摩ってくれるから松。

こういう所はやっぱり兄さんなんだよな。

赤く光っていた電気が消えた。

.

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