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「署までお願いできますかな?」
「はい...........」
目暮警部に連行されそうになったところで「ちょっと待ってください」とAが声をかけ止めた。
麻酔銃の準備をしていたコナンだが、今回は必要無さそうだと腕時計型の麻酔銃を下げた。
『この坊やのお陰で分かりましたよ』
「二階堂さん今までどこに...」
勝手にコナンと共に現場調査をしていたA。
しかしいつもの事なのか高木も「また...」と声を漏らした。
そしてAを初めて見る蘭と小五郎はあまりの美しさに目を奪われた。
「綺麗な人...」
「目暮警部!この美人さんは何方ですか?!」
『挨拶が遅れました、眠りの小五郎さん。お会いしてみたかったんですよ。お隣は娘さんですよね?』
目暮警部が紹介するより先に小五郎たちの前へ出て握手をした。
『二階堂A。警部補です...って言うても班が違うんだけどね』
「だから初めてだったんですね!私、毛利蘭って言います!」
『えらい別嬪さん』
綺麗な人に褒められたのが嬉しかったのか謙遜しながらも蘭は頬を赤く染めた。
『______っと。雑談はこのくらいにして事件の真相を解き明かさなくちゃいけませんね』
「解き明かすって...幸畑さんが今、自首した所じゃない」
被害者の友人の1人が口にした。
『ええ、自分を犠牲にして愛する人を守り抜く為にね』
「「え!?」」
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作者名:たらんちゅらん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=f429723d20d469671ae73cdd3305960c...
作成日時:2021年11月26日 22時