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３９. ページ42
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『飲みますか？』
「それは？」
『ワインです。いつか来るって仰ってたので…』
あの口約束で、こうしてワインまで用意してくれて、しかもその理由が
『長谷川さん、ワイン似合うなって思って』
って………無自覚でやってるのか、どうなのか。
「 『 乾杯 』 」
無事にハンバーグも上手に作り終えた
Aさんが用意してくれたワインと、一緒に盛り付けたサラダと、事前に用意してくれていたスープ
そして、目の前にはAさんが居る
本当に、こんなに幸せなことがあっていいのかなって思う
『ん〜！美味しい！』
「うまっ！」
一緒に作ったからかな
それとも、Aさんと一緒に食べているから？
いや、どっちもだろう
久しぶりに食べたハンバーグは、まさに頬が落ちそうなほど美味しかった
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作者名：檸檬
| 作成日時：2022年7月17日 23時
