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18. ページ20













聞けば聞くほど、あの人のことを話してるっていう確信が持てて


やっぱり皆そう思ってるよなって







北「ライバル多そうだね?」


「ですね…」


北「可愛いもんね、気も利くし」


「やっぱ、北人さんもですか?」


北「ん〜?」





意味ありげに口角を上げて笑う北人さん









そりゃそうだよな

あんな人のこと、放っておくわけがない










北「まこっちゃんさ、連絡先とか交換したの?」


「いや、」


北「え?まだ??」


「はい。タイミングがなくて」






ううん。

タイミング云々じゃなくて、僕の勇気の問題だ







タクシーとか、それ以外にも、聞こうと思えば聞けたはずなのに


あの人に、すぐに連絡先を交換する軽い男だって思われたくない!とか、色々考えてしまってまだ聞けていない







北「ほんと、取られちゃうよ〜?」







僕のもの、なんかじゃないけど


他の人と上手くいったとしても、それを祝福してその2人を応援するなんて、僕には出来そうにない












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作者名:檸檬 | 作成日時:2022年7月17日 23時

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