蛇20匹 ページ23
「役になりきってるね!! A少女!!」
「今は敵ですよ。オールマイト。」
どちらも動かない
相手がどう動くかそれを観察している。
「来ないんですか?」
「うーん。じゃあ行かせてもらうね!!」
そう言うとオールマイトは勢いよく此方に来た
そのまま突進してくるか、それとも避けるか。
「そのまま突っ込んできますか。」
「まあね!」
ぶつかるかと思われた。がオールマイトは途中で思いっきり上にジャンプした。
「!!そうきますか。」
私も上に跳び、核から遠ざけるために反対の方に向かって回し蹴りをした。
だが受け身を寸前でとられ距離は出なかった。
そのまま離れたオールマイトに突っ込んでいき
蹴る殴るそしてそれを防ぐなどの攻防を繰り返した
少し怯んだオールマイトを再度思いっきり蹴った。
「ｸﾞｯ....!」
隙を蹴ったからなのか壁にぶつかった
今だ。
私はさっきから持っていたガラスのいくつかの破片をオールマイトに投げた。
あ、勿論速さなどは増幅して強度も上げといたよ。
そしてそれに驚いて対処しようとする瞬間に
オールマイトの上にある割れかけの窓に向かってガラスを投げた。
ガラスが割れる音がして上から沢山の破片が落ちてきていた。
「!!?」
オールマイトの視線が上に行く瞬間に一気に近づき
テープを巻こうとした。
見事巻き付けることは成功した。
が、私を払おうとしたのかオールマイトの腕が私の頭に当たった
「っ!?」
ぱさり、と音がして目の辺りが涼しくなった。
私の、目隠しが取れた
「っぁ!?」
急いで隠そうとしたが一足遅く、最悪なことに
オールマイトと目があってしまった。
「A少女、その目は....ぐっ!!」
目があった瞬間にオールマイトが苦しみだした
急いで目をそらし、
モニタールームに繋いであるカメラに向かってガラスを投げて壊す。
見られないように
知られないように
「オールマイト!! これ、なめてください!!」
手首をガラスで傷つけ血を出した
オールマイトの体の足は灰色がかっていた。
「早く!!」
うっすらと開いた口に血を注ぐ。
すると徐々にオールマイトの苦しそうな声は消え、灰色がかっていた所も戻っていた。
「すみません。オールマイト。」
「大、丈夫だ。今のは個性か?」
「....はい。」
「そうか....。」
オールマイト顔を見れなかった
どんな顔をしているのか、なんて
知りたくもない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1064人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒュウガ - 号泣しました。とてもいいストーリーだと思いました。これからも頑張ってください (2021年8月12日 23時) (
レス) id: 880b49d988 (このIDを非表示/違反報告)
夏樹(プロフ) - メデューサ…！神より美しいと自称してしまったが故に神によって醜く変えられた女性…！面白いチョイスですね…私は神話だとヘーラー様とアテナ様が好きですな！アプロディーテ様もお美しいと聞く故興味はあるんですけどね (2018年4月30日 11時) (レス) id: 113dea87ba (このIDを非表示/違反報告)
ルート√0(プロフ) - クロりんごさん» ありがとうございます!更新が遅くてすみません!楽しみに待っていてくれる方のためにも早く更新出来るよう頑張ります。アンケートにご協力頂きありがとうございます!これからも宜しくお願いします!! (2017年11月2日 15時) (レス) id: b17e63cd1b (このIDを非表示/違反報告)
優希 - こんにちは。アンケートの事ですが、爆豪君がいいです。このお話好きなのでいつも楽しみにしています。これからも頑張って下さい。 (2017年11月1日 23時) (レス) id: 24f779a78f (このIDを非表示/違反報告)
ルート√0(プロフ) - クロりんごさん» かしこまりました!轟くんですね!アンケートにご協力してくださりありがとうございます!! (2017年10月29日 22時) (レス) id: b17e63cd1b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
