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ばしゃん！
風磨「ってぇ……」
思いっきり 尻餅をついてしまった菊池先輩
私はと言うと…
なぜか菊池先輩にめっちゃ抱きついてしまってる……
菊池先輩の膝の上に乗っかってる感じ、
やばい、
すぐさま離れて 痛そうにしてる菊池先輩の顔を覗く。
「だ、だ、大丈夫ですか、、！？」
風磨「お前は……、」
「え？」
風磨「怪我、」
え、もしかして 菊池先輩 私の心配とかしちゃったりしてます……？
流れ的には 完全に私が悪いのに…
「私は大丈夫ですよ…、
それより、菊池先輩…」
よいしょ、っと立ち上がった菊池先輩は もうTシャツも半ズボンもびしょびしょ
Tシャツをぎゅうっと絞れば 水がぼたぼたと落ちる。
申し訳ないことをしてしまった…
せっかく楽しかったのに…
風磨「パンツまで濡れたわ。笑」
でも、菊池先輩は案外けろっとしてる。
「ごめんなさいっ！！」
風磨「別に大丈夫っしょ、
どうせ 宿戻ったら風呂入るんだし」
「でも………」
風磨「ふは、そんな暗い顔すんなよ 笑」
ぽん、と頭の上に菊池先輩の掌が乗っかった。
また、心臓がきゅってなった。
まただ、これ。
なんだろう…
風磨「楽しかったからいいんだよ、気にすんな。笑」
なんか違う……
菊池先輩と中島先輩の前でなる 心臓のドキドキが……
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年11月25日 23時
