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風磨「あ？なにしてんだ、、」
健人「しっ、」
俺の言葉を遮るように 中島が人差し指を口元に持っていく。
言われた通り 静かにしていると、屋上から声が聞こえた。
誰だ…？
写真部の奴ら？
いや、でも 俺と中島しか今日は来ていないはず…
鍵だって……
「ふぅ……ふ、……ふーま、くん…！！」
風磨「え？」
健人「なんで Aちゃんが…」
風磨「は、A…！？」
中島を退けて、身を乗り出すと そこにいたのはAの姿だった。
てか、俺今呼ばれたよな？
「ふぅま……？
ふうま……せんぱい……」
健人「めっちゃかわいい…」
風磨「おい」
もしかして 俺が呼び捨てで呼べって言ったから…？
一人で練習してんの？
やべぇ…それは
風磨「かわいい…」
健人「いや、あなたも本音出てますよ
じゃ、俺は邪魔者ってことかな、」
風磨「え？一緒にいろよ」
健人「何言ってんの、俺完全に部外者だからぁ！！」
風磨「ちょ、声でかい…」
慌てて 中島の口元を抑えたけど もう遅かった。
「せ、せんぱい……！？！？」
風磨「はぁ…」
健人「やっほー！」
「ど、ど、どうしたんですか…！？」
健人「空の写真撮りに来た」
「あぁ…！！今日、部活でしたね……
忘れてました……ごめんなさい…」
健人「全然大丈夫だよ！
あ！俺用事思い出したから帰るね！バイバーイ！」
風磨「あ、ちょ、中島…！！」
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年11月25日 23時
