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「つめたっ…」
突然 冷たいものが当たったものだから、思わず頬を抑える。
風磨「お前って、いつも負のオーラ漂いすぎなんだよ。」
「え、それ……」
風磨「これ食って元気出せ」
風磨先輩が手に抱えていたのは たこ焼きとかき氷だけじゃない
綿あめもりんごも焼きそばも
私が美味しそうだなって見てたもの全部 風磨先輩が買ってきてくれた…
「え、えっと……いくらしました！？
お金渡します…！」
鞄の中から小銭入れを取り出して じゃりじゃりとお金を何円か取り出す。
さすがに奢ってもらうわけにはいかない…
いくら風磨先輩の優しさだとしても……
風磨「かわいくねぇな。」
「へ……？」
風磨「こういうもんは ありがとうございますで 素直に貰えばいいの。
後輩に払わせるほど 俺、貧乏じゃねぇから。」
「………ありがとうございます…、？」
風磨「それでよし。」
私のために…？
これ、全部買ってきてくれたの…？
後輩ってこういうものなの？
先輩にこんな軽々と奢ってもらっちゃっていいのかな、
でも、風磨先輩…
一人じゃ、こんなに食べきれないですよ…笑
風磨「ん、これうま。」
「ふふ、」
風磨「ん？」
「いただきます！」
風磨「ん、どーぞ。」
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年11月25日 23時
