実況11 ページ11
「柳と関わりたいだァ?
あー、なんかお前結構前からそれ言ってたよな。」
数週間前から事あるごとにL*NEでうっしーに語っていた俺はもう既に呆れられているよう。
別に柳に興味があるんじゃない。あのプレイが凄く軽やか的な感じで一度話してみたいと思う自分がいるから、今打ち明けた。
「そう。一度話してみるだけでもいいんだけど、T*itterすらしてないって聞いてよ。
連絡先すら知らねぇしよ。どうしようか、ってなってとりまうっしーのとこきた。」
渋い顔しながら瓶を開けていく。レトさんはかなりベロベロのようでもうぐったりだった。
「ふーん。ま、そんなお前に牛沢様がいいことを教えてやる。」
急に立ち上がり仁王立ちをしたうっしーにキョトン顔であろう俺。
きっと何か関われるチャンスがあるはずだ。この話が損ではありませんように。そう願うだけだった。
「お、おしえて!何何?」
「…聞いて驚くな。
俺と柳はまぁ仲がいいんだ。相手は俺が実況者ってこと知ってるし勿論俺もあっちを知っている。
ちょっとした縁で今は新品のソファをくれる仲だ。」
役に立つ情報か?と一言加え椅子に座った。手に取った金麦をごくりと一気飲みしたっぽい。
そんなことを聞いて、はいはいそうですか、と下がるわけにはいかない。
教えてもらった情報を無駄にせぬようこれから行動に移すつもりだ。
「へぇ…!そうだ、うっしー!その柳さんに電話できねぇか!?」
「んー、してみっか。」
「!え、いいの?まじで!まじで!」
まさかの返事に俺は目をかっぴらきうっしーの胸ぐらをつかみ、ぐわんぐわんする。
強くしすぎたせいか、後ろに飛んでしまったメガネを拾いに行ってあげたのは無言の圧力がどこからともなくかけられたからである。
「…うっしーまだでない…の?」
「あぁ。どんだけかけてもでねぇ。」
今のところ十八回かけているのだが、一回も出ない。L*NEは交換していないらしく、唯一の連絡手段も使い物にならない。
「…あっちから連絡が来るのを待つか。」
うっしーも俺も呆れながら、ゲームの話が2割、その他の雑談が8割レベルの会話だった。
しかし、俺もうっしーも酔ってきていて潰れかけていた。
否、潰れた。
*
今のところはキヨ、レトルト、牛沢、ジャック・オ・蘭たんが、話中にでています。他の方は出すかは不明ですがリクエストがあれば出そうと思います。
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霜田 - 誰も言ってないようだから言いますけど名前表記おかしいです。1度確認してから投稿とかできればそうして頂けると嬉しいです。 (2017年8月14日 17時) (レス) id: 34b277b443 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずぽんぬ | 作成日時:2017年4月2日 23時