すき？きらい？

７話 ページ7

結里「…なんで？(笑)」

「仲いいからさ、気になって」

結里「…いやっ、あのっ、なんて言えばいいのかな…。何とも思ってないですっ、何とも…」

「ふーん…」

あはは…
ばれたね、これは

なんて思ってる間に今度は木村の所に

え、ちょっと。やめてぇぇぇ

なんて心の声は聞こえず…

「ねー、木村ってさぁ、結里のことどー思ってんの？」

聞いちゃったぁぁぁ…

なんて言ったかは周りが騒がしかったから聞こえなかった。

と言うか、聞きたくなかった。
でも、なんて答えるかは大体検討はついてた。

嫌い

の一言。
こんな奴が好かれるわけが無い。

気にしないでおこう。
嫌いだったら、ちょっとは
友達になれるように努力する。

っ言っても、自分が友達っていっても、
きむは友達じゃないって思うかもしれない。

…コイツに恋するんじゃなかった。

なんでよりによってコイツなんだろ。
そもそも、何がきっかけで好きになったんだろう。

…たまに優しいところ？
話しかけてくれるから？
話してて楽しいから？
笑った顔？


なんか、もう訳わかんなくなってきた。
恋ってこんなに辛いんですか。

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