In the storm 6

260 ページ10

.








チラッと北斗の方を盗み見る






北斗「俺も当日はパス」

ジェシー「ほっくんはママと過ごすんでちゅか？」

北斗のほっぺをツンツンするジェシーに怪訝そうな顔をする

北斗「誕生日までお前らと過ごしたくないだけだよ」

ジェシー「やっぱ選択肢、俺らかママじゃん！本当に北斗って友達いなくて心配になる！」





ほっとけ、とほっぺたをツンツンしてたジェシーの手を軽く叩く北斗。盗み見てたはずがいつのまにかじっと見つめてたみたいで目が合ってしまって咄嗟に逸らした





樹「なら間の6月16日か17日でよくない？」

高地「本人が決めてくスタイルなの」

樹「お前らに任せてたら話進まないから」

慎太郎「企画から司会進行まで俺やるから楽しみにしてて」

ジェシー「その前に体育祭ね、俺らのクラス優勝だから！」

大我「高地いるから無理でしょ、高地はサッカーしかできないし。それに俺にワザと負ける約束してるから」

ジェシー「は？高地そうなの？」

高地「こいつが勝手に言ってるだけだからな！俺は全力で走るよ」

大我「ひでえ！！嘘つきやがった！！」

慎太郎「でも高地、走ったらコケそうだよね(笑)」

樹「おじいちゃんだしね」

高地「お前らなあ！！」

北斗「俺はぶっちぎりで一位とるよ」

樹「珍しくヤル気じゃん」

北斗「ご褒美あるらしいから」






ドキッとして心臓が跳ね上がる
やっぱり今朝の話は冗談じゃなかったんだ




樹「え、なになに？俺知らないその話！担任から？焼肉奢ってもらえるとか？」





樹の勘違いにより話は違う方向に逸れていったけど北斗のせいで心臓がもたないよ







.

261→←259

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す