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結局流れに乗って、皆と一緒に屋上まで来てしまった。屋上のドアを開けるとこっちは赤い髪した大型犬がおじいちゃんに構ってほしそうにちょっかいをかける図ができていた
高地「お前ら遅え」
ジェシー「いや早いね!せっかく高地と2人きりだったのに!」
高地「ほんと頼む助けて、毎日これキツイ」
ジェシー「コーチィ!」
樹「ふざけてないで早く食わねえと時間なくなるからね」
ジェシー「お、てかA久しぶりにきたね」
「あ〜うん…」
北斗の方を見るけど北斗は関心がないみたいに先にお弁当を食べている
次に大我を見ると高地くんとスマホで何やらやっている…ゲームだな…
私が気にしすぎてただけだったんだね
こんなも自然に何気ない毎日が戻ってきていて
慎太郎「はい、A!これ一口どうぞ!」
これも慎太郎のおかげだね
「じゃあ私は卵焼きあげる」
慎太郎「甘い?」
「とびっきりね」
慎太郎「Aんちの卵焼き、フワフワ。なんかAみたい」
「何それ(笑)」
慎太郎「さっき抱きつかれた時に思った。女の子ってフワフワしてんだな〜って。それともAが特別なの?」
「慎太郎もなかなか抱き心地良かったよ、ジローみたいで」
慎太郎「仕方ねえな、いつでもジローの代わりならなるよ」
そんな冗談で2人笑いあった
今日はママの作った卵焼きだったけど。今度はママにフワフワの卵焼きの作り方教えてもらおうかな
大我「Aんちはカレーが1番美味しいから」
ゲームしてたはずの大我が私と慎太郎の前で仁王立ちして他人の家のカレーを自慢している。いやいや慎太郎、ちょっと苦笑いしてんじゃん。
慎太郎「そうなの?今度食べ行っていい?」
大我「だ、だめ!それはだめ!!」
ジェシー「じゃあわざわざ言わなきゃ良かったのにバカだよこいつ」
「ねえそれもいいけど体育祭終わったら打ち上げしようよー」
慎太郎「あ、じゃあさ。もうすぐ樹と北斗の誕生日じゃん。そのお祝いも兼ねようよ」
誕生日、というフレーズに今朝の北斗を思い出して急に体温が高くなった。半強制的に2人で過ごそうなんて言われた北斗の誕生日。あれって本気で言ってるの?
樹「俺、誕生日の当日は家族だよ」
高地「相変わらず家族みんな仲良しだね。北斗の誕生日は?」
北斗なんて返事するんだろ…
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メル(プロフ) - 一気に読ませて頂きました。凄く面白かったです!続き待ってます。ゆっくりマイペースで構わないので、更新頑張ってください!! (2021年10月7日 0時) (レス) @page36 id: f2d8a12391 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)なな(プロフ) - おかえりなさい!私的に、あわよくばきょもさんと、、、くっついてほし、い、 (2021年10月3日 14時) (レス) @page32 id: ae0489c2e8 (このIDを非表示/違反報告)
sora - 待ってました‼続き待ってますが無理せず頑張って下さい‼ (2021年10月3日 3時) (レス) @page32 id: 3d21003da1 (このIDを非表示/違反報告)
美久(プロフ) - こんばんは!一気に読んじゃうくらい素敵な作品でなんでもっと早くこの作品に出会えなかったんだろう、、と思ってます!このメンバーと楽しい学校生活送りたかったーーって思いました!笑 続き読みたいですが、無理せず頑張ってください^^ 更新楽しみに待ってます! (2021年10月2日 4時) (レス) @page32 id: b2030bb904 (このIDを非表示/違反報告)
運悪chan(プロフ) - 初めてコメントします。続きずっと楽しみにしていたのでまた更新再開してくださると嬉しいです! (2021年9月30日 17時) (レス) @page32 id: e5f2b11791 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無名ちゃん | 作成日時:2019年1月7日 22時