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樹「なんで俺らの学校の体育祭はこんな平々凡々なわけ?」


お昼休みに差し掛かった頃文化祭でも聞いたようなセリフを樹がボヤいた


風磨「応援団とかねえの?あとチアの格好した女の子とかな!」

樹「パンチラとかな」

Fu〜♡なんて言い合う風磨と樹にバカじゃないの、とため息をついた
でも確かに文化祭、修学旅行と何をとっても平凡なのがうちの学校


慎太郎「おっす、昼飯いこ!」

樹「風磨は?」

風磨「移動すんのめんどくせーからここで食う」

慎太郎「Aは?」


「んー…」


北斗を避け出したあの日から皆のいる屋上へも行かなくなって、今更また一緒になんて都合良すぎるよねってあれからずっと行かずにいた


慎太郎「俺ね、新作のパン買ってきたんだよ。分けっこしよ」




そんな私の気持ちを汲み取ってか空気を読んで少しでも来やすいように誘ってくれてる慎太郎




本当に優しいよね


なんていうのかな慎太郎って…



「ねえ慎太郎両手広げてみて?」

慎太郎「ん?なに?」


抱えてるパンを北斗の机に置いて言われた通りに両手を広げた慎太郎の胸に




「おばあちゃん家のでかい犬みたい〜!」





飛び込んでみる




大我「は!?」

北斗「お前なにやってんの!?」


慎太郎「え、ちょ、Aサン?!」




どっかで感じてた既視感はこれだったんだ!



「ジロぉ〜〜!」


ジローの胸元で顔をスリスリしてみる



大我「ちょ!ジローから離れろよ!」

北斗「ジロー嫌がってるだろ!」


「ジロー会いたかったよ〜〜!」





慎太郎「俺、慎太郎ですけど!?」




北斗と大我にジローから引っ剥がされて


「ジロー…」



一生の別れかのように手を伸ばす




慎太郎は広げてた腕をバッと胸元に畳んで


慎太郎「何してくれてんの!お嫁にいけなくなるじゃない!」


急にオネエになり出した



「そうそうジローはメスだった」

北斗「ジローなのに?」

大我「いいなその感性。俺は嫌いじゃないね」

「おばあちゃんがつけたんだよ」

北斗「ジローが可哀想だわ、なあジロー?」


慎太郎「ヴァウ!」

北斗「鳴き声やけにリアル」





風磨「やべえバカしかいねえ」

樹「俺の気持ちわかる?こいつら全員のボケ全部捌いてんの」

風磨「お前これのどこが平々凡々なんだよ」

樹「前言撤回します」



気づけば昼休みは3分の1過ぎていてやばいやばい!なんて各自お昼ご飯を手に取った


慎太郎「A、はやく」

「え、あ、うん!」





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設定タグ:松村北斗 , 京本大我 , SixTONES   
作品ジャンル:恋愛
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メル(プロフ) - 一気に読ませて頂きました。凄く面白かったです!続き待ってます。ゆっくりマイペースで構わないので、更新頑張ってください!! (2021年10月7日 0時) (レス) @page36 id: f2d8a12391 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)なな(プロフ) - おかえりなさい!私的に、あわよくばきょもさんと、、、くっついてほし、い、 (2021年10月3日 14時) (レス) @page32 id: ae0489c2e8 (このIDを非表示/違反報告)
sora - 待ってました‼続き待ってますが無理せず頑張って下さい‼ (2021年10月3日 3時) (レス) @page32 id: 3d21003da1 (このIDを非表示/違反報告)
美久(プロフ) - こんばんは!一気に読んじゃうくらい素敵な作品でなんでもっと早くこの作品に出会えなかったんだろう、、と思ってます!このメンバーと楽しい学校生活送りたかったーーって思いました!笑 続き読みたいですが、無理せず頑張ってください^^ 更新楽しみに待ってます! (2021年10月2日 4時) (レス) @page32 id: b2030bb904 (このIDを非表示/違反報告)
運悪chan(プロフ) - 初めてコメントします。続きずっと楽しみにしていたのでまた更新再開してくださると嬉しいです! (2021年9月30日 17時) (レス) @page32 id: e5f2b11791 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:無名ちゃん | 作成日時:2019年1月7日 22時

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