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Juri side
大我「高地まじで頼むよ」
高地「だから嫌だって言ってんだろ」
北斗の機転によって体育祭に出ざるを得なくなったきょもは、すぐに高地のところに飛んでいったけれど軽くあしらわれて終わりで今は放課後、帰り道。しつこく頼み込むきょもの姿。
高地「そんなに嫌なら出なきゃいいだろ、中学ん時だって殆ど出てなかったくせに。珍しく参加したとしても玉入れだったり小学生の運動会レベルの競技だったし」
大我「だってぇ〜…」
樹「何で出なかったの、今まで」
大我「だからぁ、俺は魔法が使えちゃうの。小さい頃は制御が効かないから本気出すとすぐ魔法使っちゃってブッチギリで勝っちゃうからお前らに遠慮してやってたんだよ」
樹「可愛い」
高地「お前頭大丈夫か?」
樹「本当は?」
大我「運動が苦手だからだよ!!言わせんなバカ樹!!!」
樹「やばい超可愛いじゃん(笑)」
高地「ならまた玉入れにでも出ればいいじゃん。入んなくても誤魔化しきくし目立たないでしょ」
大我「高校生の体育祭に玉入れなんて無いもん!!」
樹「あー、うちの学校結構ガチな競技多いよね」
高地「騎馬戦とかは?」
大我「親が過保護だから」
樹「きょもが騎馬戦なんて俺だって心配」
大我「ほらね」
高地「お前らと話してると頭痛いわ」
わざとらしく頭を抱える高地の肩をお願い〜〜なんて揺らす。高地だって別に意地悪で言ってるわけじゃ無いけど、体育祭は個人競技であってもクラス対抗だし高地がわざと負けたらクラスに多少なりとも迷惑かかるわけ
大我「樹からも何かいってよ」
樹「うーん…」
俺もどちらかと言えばそういうの燃えちゃうタイプだし、クラスの奴がわざと負けてるなんて知ったら怒っちゃうかも。だから高地の判断は正しいし。ごめんねきょも俺も言えないわ
高地「にしても、どういう風の吹き回しだよ高校二年間サボってたやつが。何?Aちゃん?」
大我「いや、違くて…」
そう、きょもが参加せざるを得なくなった原因はAではなくて。それこそAがどんだけ頼み込んでも首を横に振って、無理!の一点張りだったのに
樹「それがね…」
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メル(プロフ) - 一気に読ませて頂きました。凄く面白かったです!続き待ってます。ゆっくりマイペースで構わないので、更新頑張ってください!! (2021年10月7日 0時) (レス) @page36 id: f2d8a12391 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)なな(プロフ) - おかえりなさい!私的に、あわよくばきょもさんと、、、くっついてほし、い、 (2021年10月3日 14時) (レス) @page32 id: ae0489c2e8 (このIDを非表示/違反報告)
sora - 待ってました‼続き待ってますが無理せず頑張って下さい‼ (2021年10月3日 3時) (レス) @page32 id: 3d21003da1 (このIDを非表示/違反報告)
美久(プロフ) - こんばんは!一気に読んじゃうくらい素敵な作品でなんでもっと早くこの作品に出会えなかったんだろう、、と思ってます!このメンバーと楽しい学校生活送りたかったーーって思いました!笑 続き読みたいですが、無理せず頑張ってください^^ 更新楽しみに待ってます! (2021年10月2日 4時) (レス) @page32 id: b2030bb904 (このIDを非表示/違反報告)
運悪chan(プロフ) - 初めてコメントします。続きずっと楽しみにしていたのでまた更新再開してくださると嬉しいです! (2021年9月30日 17時) (レス) @page32 id: e5f2b11791 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無名ちゃん | 作成日時:2019年1月7日 22時