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「ただいま〜」
樹「遅かったね」
「ごめんごめん」
樹「や、いいんだけど何してたの?校内で迷子なったとかシャレになんないからね?」
「流石に私だって丸っと2年間と、数ヶ月通ってる学校で迷子はないから!」
風磨「お前だったらやりかねないから」
お釣りは?そう言わんばりに手を差し出す風磨に渡したお釣りは数十円…
風磨「は?お前何に使ったの?」
「いや〜…」
チラッと北斗の手に持たれてるコンビニ袋に目をやると、その視線を追って同じように大我も北斗をみたあと私に問いかけた
大我「…何で北斗といんの?」
北斗「同じクラスなんだからいるだろ。Aとは、たまたま会ったの」
だけど私が答える前に返事をしたのは北斗だ
大我「2人でコンビニまで行ってたの?」
北斗「自販機混んでたんだよ」
大我「俺Aに聞いてんだけど!何で北斗が答えんの」
北斗「文句あんだったら最初からお前がついていけばよかっただろ」
大我「コンビニ行くなんて思わなかったんだもん」
何この雰囲気、樹も風磨も見てないで助けてよ
ジェシー「HAHAHA喧嘩すんな〜」
高地「お前ら今から騎馬戦だろ。チームワークチームワーク!」
空気を変えたのは隣のクラスの2人
隣り合わせの応援席からヤジを飛ばす
樹「その前にAもうすぐ綱引きだよ」
「え、まじか」
風磨「走るよりマシなんだろ、ほら集合かかってんぞ」
「まじか〜」
買ってきたジュースを少しだけ飲んで立ち上がると背中を樹が押す
樹「みんなで応援してるから頑張ってこい」
足だけは引っ張らないつもり
だけどきっと役には立たないし
「見られてる方が恥ずかしいんだけど」
樹「楽しい思い出作るんでしょ、ね?」
そう首を傾げて小さい子をあやす様に私に優しく諭す樹、さすが兄弟が多いだけあるね
『A〜行くよ〜!』
「あ、はーい!」
少し離れたところで私を呼ぶ友達に駆け寄って振り返ってから皆に手を振った
こうなったら折角の体育祭
とことん本気で楽しんでやる
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メル(プロフ) - 一気に読ませて頂きました。凄く面白かったです!続き待ってます。ゆっくりマイペースで構わないので、更新頑張ってください!! (2021年10月7日 0時) (レス) @page36 id: f2d8a12391 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)なな(プロフ) - おかえりなさい!私的に、あわよくばきょもさんと、、、くっついてほし、い、 (2021年10月3日 14時) (レス) @page32 id: ae0489c2e8 (このIDを非表示/違反報告)
sora - 待ってました‼続き待ってますが無理せず頑張って下さい‼ (2021年10月3日 3時) (レス) @page32 id: 3d21003da1 (このIDを非表示/違反報告)
美久(プロフ) - こんばんは!一気に読んじゃうくらい素敵な作品でなんでもっと早くこの作品に出会えなかったんだろう、、と思ってます!このメンバーと楽しい学校生活送りたかったーーって思いました!笑 続き読みたいですが、無理せず頑張ってください^^ 更新楽しみに待ってます! (2021年10月2日 4時) (レス) @page32 id: b2030bb904 (このIDを非表示/違反報告)
運悪chan(プロフ) - 初めてコメントします。続きずっと楽しみにしていたのでまた更新再開してくださると嬉しいです! (2021年9月30日 17時) (レス) @page32 id: e5f2b11791 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無名ちゃん | 作成日時:2019年1月7日 22時