In the storm 4

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集合時間はお昼






ジェシー「今日俺の家、夜まで誰もいないからさ」






訪れたのはジェシーの家






「おじゃまします」





ジェシーの家から一番近い私が一番乗りみたい






ジェシー「みんなと一緒に来なかったんだ？」



「だってうちから二駅だし」




ジェシー「昼間だからいいけど、夜は危ないから帰りは送ってもらいなよ？」






最近ずっと変だったジェシー

でもそれは皆の前だけで
2人でいると、何も変わらない




だからこそ、私に執着する意味がわからない





ジェシー「みんな来る前に着替えちゃえば？そこの部屋、使っていいよ」



「そうだね、ありがと」





サンタの服着てクリスマスパーティーをしよう、それが今日のみんなでの約束だ





ジェシー「みんなの分の服用意しとくからぁ」



ジェシーが用意するものに
少しだけ不安がよぎったけど
イタズラされるのはきっと樹か北斗か
高地君あたりだろうし



私はジェシーから紙袋を素直に受け取って
着替えのために部屋を借りた









樹「おじゃましまーす！」




高地「声でけえ、近所迷惑だろ」



北斗「おじゃまします」




ジェシー「皆は一緒に来たんだ」




樹「A迎えに行こうとしたらもう先に出たっていうから」




ジェシー「大我は？」


高地「俺らとの集合時間、間に合わなかったみたい。あいつ昨日全然返信よこさなかったからてっきり早く寝たのかと思ったのに！」



樹「寝坊だって。慎太郎が待っててあげてる」



北斗「別に1人でこれんだろ」


高地「あいつ絶対迷うよ、1人なら」





樹「で、Aは？」





ジェシー「今着替えてるよ、もうすぐ出てくんじゃない？」









「ジェシー！！！！これちょっと露出酷すぎない！？」




ジェシー「可愛いジャーン！」





私がジェシーから渡されたサンタの服は
いくら家の中だからって
冬に着るものではないくらい


露出が多くて肩は出てるわ、胸元は開いてるわ、スカートはギリギリ




「素直に受け取った私が間違ってた！」




樹「何それ良いじゃん！ジェシーナイス！」





「樹蹴り飛ばすよ！」




高地「ダメダメ！Aちゃん足あげちゃ！」




「なに？高地君も樹とジェシーの味方？」




北斗「ちげえよ、足あげたらパンツ見えんだろ」




「きゃっ！」




樹「言うなよ北斗ぉ！」







「まじで樹殴る！」






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