In the storm 4

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高地「それで？今日昼休み、何でお前は話に入ってこなかったわけ？」




こんな質問をしてしまってる時点で
俺もつくづくお節介だけど


でも放っておけないのが事実







大我「クリスマス、Aの事誘いたかったんだよ。２人で過ごそうって」







顔を赤くしてショボくれる大我がおかしくて
笑っちゃいけないと思いながらも
思わず吹き出しそうになってしまう







高地「なんでだよ(笑)誘えばいいじゃん」


大我「あんな皆でのパーティーを楽しみにしてる姿みたら、俺何も言えない。だってあんな喜んじゃってさ！すげぇ可愛いんだもん」





高地「なんだよ、ただの惚気かよ」









心配して損した

もっと悩んでんのかと思ったよ







例えば…








大我「でも北斗がさ！！」








そう、その北斗の事とか







大我「俺だって皆の事好きだし一緒にパーティーするのも楽しみ。北斗の事だって嫌いじゃない。だけどAの事となると別！！」





高地「そんなの、お前がもたもたしてるからだろ」








修学旅行の自由時間


理由も告げずに抜け出した大我


隣にはAちゃんがいて







てっきり俺は告白でもするのかと思っていたのに


戻ってきた２人は どこかお互いの事を
大事にしている様にはみえたけど


それでも付き合っている様子はなくて








そんで北斗




前はもう少しAちゃんの事
見守ってる感じがしてたけど
ここ最近は遠慮がなくなった様に感じる




せっかくチャンスだったのに
何で告白しなかったわけ？







このままじゃ北斗に取られんじゃん？





俺なりに心配してるんだけど？









大我「皆とパーティーなんて、北斗今までだったら絶対来なかったじゃん」





高地「それぐらい、って事なんじゃねえの？」








それぐらい


北斗を変えちゃうくらい





Aちゃんが魅力的で


そんなAちゃんに北斗も本気で







大我、その気持ちは
お前が一番わかってるはずだ







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