やっぱり君が必要

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出来れば明日までにはダンスを完璧にしたい。








今練習室空いてるかな









「あ、すいません。今って練習室空いてますか？」




staff「うーん、時間も遅いからね。
ちょっと確認してくるから待っててね」




「ありがとうございます」









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staff「1時間ぐらいなら使っても大丈夫だよ。
頑張ってね」




「本当ですか？ありがとうございます」









練習室を借りることが出来た。





まず、１回通すか、、、








スマホから音楽を流す









30分くらいかな、、ダンスを踊り続けて









prrrr...prrrr...








こんな時間に誰だろう。









"ユンギさん"









え？なんで？





ユンギさんは私に暴言も暴力もしないで
いつも無関心で私とは関わりたくないのかと思っていた。




無視もするし、止めないし、









「ヨボセヨ、」




YG「……」






自分から掛けといて無言ってありますか？
皆さん。







「あの……」




YG「頑張ってるか？」




「え？……まぁそれなりに。」




YG「…そう、、俺はお前を応援してるから。
諦めずに前へ進め。そしてやることを全て果たしたら俺らのとこに戻ってこい、待ってるから」




出来れば戻りたくはない、









どうせ、暴言暴力の繰り返しだし、









それが嫌で抜け出したのも理由の一つだし









「…………分かりました。ありがとうございます」




YG「おう、またな。」







ﾌﾟｰﾌﾟｰﾌﾟｰﾌﾟｰ









耳からスマホを離しスマホを眺める






スマホが濡れてる







練習室の鏡で顔を見ると
頬に一筋の涙が流れた跡があった









私、いつの間にか泣いてたんだ。









多分ユンギさんのあの言葉が
私の心に染みたんだ。




"俺はお前を応援してるから。諦めずに前へ進め。"









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