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呼び出し後 ページ37

半ば強引にみっちゃんを引き連れてあの場を去った。何も引き止める声がないということは、きっと大丈夫。振り返らずに、そのまま歩く。



み「…あのままでよかったん?」

「ん?いいのいいの!女の子ってこわいねー!」

み「少しくらい、嫌味ごとでも言えばええやん。はぁ…調子狂うわ」



みっちゃんは、腑に落ちない表情。
理不尽極まりない呼び出しだったけど、こんなのいちいち気にする程でもないかなって。また絡まれるのも面倒だから、変に敵対するより、関わりを断つ方が楽だ。



「みっちゃんが気にしてくれたのほんとに嬉しかった!…あんまり、好かれてないと思ってたから…ありがとう」

み「別に…当たり前やから。もう、腕離して///」



あ、みっちゃん照れてる。かんわいーーーー♡
プイってそっぽ向いて、腕を解こうとされる。本当に嫌がってる訳ではなさそうだから、わざとぎゅっと腕に抱きついてじゃれ合う。




安「Aちゃん、心配したで〜」

大「肩以外は平気なん?ほんまにアイツら…」




照れて抵抗するみっちゃんに無理やりひっついていると、後ろを歩いていたヤス先輩と忠義くん追いついたみたいで、私とみっちゃんを挟むようにして横に並ぶ。


忠義くんもみっちゃんと一緒で、ちょっと腑に落ちない感じ。笑 忠義くんが隣に来たことで、みっちゃんの動きが鈍くなった。自然に手を離して、3人の前に立つ。




「この度はご迷惑をおかけしました!…来てくれて、嬉しかった、です。ありがとうございました」




ペコっと頭を下げてお礼を言っていたけど、途中から敬語で話せばいいのか普段通り話せばいいのか分かんなくなってきて、へへへって笑って誤魔化した。3人がそれぞれに小さく笑った後、忠義くんにぐしゃぐしゃと頭を撫でられた。




大「迷惑なんかやないで?友だちやん。」

み「心配かけたと思うなら、なんかあったらさっさと連絡してきてよね」


「みっちゃんーーーーーーーー!!!!!!」




2人の言葉が嬉しくて、みっちゃんにぎゅうっと抱きつく。忠義くんが「俺は!?俺は!?」とワタワタした後、えーいってみっちゃんごとまとめてぎゅうってしてきた。


ヤス先輩は、私たちのことを優しい表情で見ていた。

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おゆ(プロフ) - Nakamuさん» パスワード解除いたしました!!!お待たせしました!^o^ (2019年6月21日 12時) (レス) id: 8d8c895fb1 (このIDを非表示/違反報告)
Nakamu(プロフ) - 初めまして、続編のパスワード教えて下さい!!よろしくお願い致しますm(*_ _)m (2019年6月21日 9時) (レス) id: f5561078e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おゆ | 作成日時:2019年4月17日 0時

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