呼び出し(青side) ページ34
今日一日は憂鬱やった。
朝下駄箱で別れたときの、Aちゃんのぎこちない笑顔が頭から離れんくて。俺と朝会えんことを残念に思ってくれとるんやなって思うと嬉しかったけど、そういう顔させてしもうたんも俺やなーって。
付き合っとるわけでもないし、あの子のことが気になるってだけで、恋愛感情があるのかもイマイチ分かってない。いちいちに気にすることでもないとは思うけど、なんでか頭から離れんかった。
大「そーそー!んで、そんときマルがなぁ…!!!」
丸「おーくらだってあんとき…!!!!」
いつも部活で使ってる空き教室で、ギターを弾くでもなく抱えてる。隣では、Aちゃんと学食で一緒やったらしい大倉とマルがそのことについて話している。同じ学年で同じクラスの亮は、俺が今日一日上の空なのを知っとるから、そっとしておいてくれる。
なんでお昼購買にしたん。俺のあほ。
ーーーーガラッ
み「忠義おる!?」
大「ぅわっ!!!!は、光恵?どないしたん?」
空き教室のドアがいきなり開いて、全員がドアの方を見る。大倉と亮はビビり過ぎて椅子から落ちそうになっとった。焦った様子で、息を切らしてドアにもたれかかる女の子。大倉の知り合いみたいやんな。
み「Aが、3年に呼び出された。たぶん体育館裏。結構人数おったから、危ないかも」
大「は!?なんやねんそれーーーってヤス!?」
大倉の知り合いが呼ぶ「A」が、俺の知っとる「Aちゃん」なんか確認せんと、俺は教室を飛び出した。
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おゆ(プロフ) - Nakamuさん» パスワード解除いたしました!!!お待たせしました!^o^ (2019年6月21日 12時) (レス) id: 8d8c895fb1 (このIDを非表示/違反報告)
Nakamu(プロフ) - 初めまして、続編のパスワード教えて下さい!!よろしくお願い致しますm(*_ _)m (2019年6月21日 9時) (レス) id: f5561078e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おゆ | 作成日時:2019年4月17日 0時