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大「んー……起きれる………」
「起こしてごめんね、おはよ」
大「ん…はよ」
肩に手を置き、何度か軽く揺すりながら声をかけると、もぞもぞと動き、起こすことに成功した。目をこすったり、あくびしたりしてる様子を見るとやっぱりまだ眠そうで、申し訳なく感じた。
忠義くんが起きると、さっきまで大人しくしていたギャル様方がまた騒ぎ始める。きゃー♡だの、寝起き天使ー♡だの、語尾に♡つけて。また、わたしの存在など気にせずに。窓から教室に入ってくるんじゃないくらいの勢いに、思わず身じろぐ。
大「おい、うっさいねんお前ら。
寝とるとこ邪魔すんなって何度言えば理解するん?」
ギャル「「「っ…」」」
大倉くんの言葉で、騒いでいたギャル様方が一瞬で大人しくなり、しゅんっと落ち込んだように小さくなった。大倉くんの方を見なくても、イライラしているのが分かる。落ち込むギャル達方と、苛立つ大倉くんの間に挟まれ、身動きが取れない。
大「…俺だけやったらまだいいけど、他の人に迷惑かけんなや。」
はよ教室戻れ、と冷たく言う忠義くん。大人しく従い、教室に戻るギャル様方。一連のやりとりに、気づけば教室もシーンとなっていたが、ギャル様方の退散で、ガヤガヤとした雰囲気変わる。
「忠義くん、起こしちゃってごめんね?
本当は起こさないでおきたかってんけど…」
大「ええよそんなん。むしろもっとはよ起こしてや。迷惑かけたやろ?ごめんなあ」
「ううん、初日だから戸惑ったけど、次からはもっと上手くギャル達方との関係性を築くね!」
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おゆ(プロフ) - Nakamuさん» パスワード解除いたしました!!!お待たせしました!^o^ (2019年6月21日 12時) (レス) id: 8d8c895fb1 (このIDを非表示/違反報告)
Nakamu(プロフ) - 初めまして、続編のパスワード教えて下さい!!よろしくお願い致しますm(*_ _)m (2019年6月21日 9時) (レス) id: f5561078e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おゆ | 作成日時:2019年4月17日 0時